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論破力を読んで 1 論破とは

西村博之さん著の論破力を少しまとめてみた。

相手を論破できるかどうか、それは要するに「説得力のある話し方」ができるかどうか。そのための必須アイテムとして「論理」と「事実」は必須。
大人が「1+1は3」といくら言っても、子供が「いや、1+1は2だよ」と言った時点で子どもの勝ち、のように。

ただ、注意すべきなのはその議論の勝ち・負けを誰が判断するか。
二人きりで議論しても勝ち負けは明らかにならないので無意味。

討論番組しかり、会社の会議しかり。
討論番組だったら視聴者、会社の会議なら社長など決定権を持つ人間に対して説得力のある提案をすべき。そうでなければ無意味なものになってしまう。(他に目的があるなら別ですが)

なので、説得力を高める為には議論している相手ではなく、議論を見聞きしている周りの人に対して高めていくものなのです。
そこを理解しないと、おそらく議論のときに感じるイライラは消えないと思います。

まぁそもそも日常で「この場は論破したい」なんて事がないほうが幸せな生活を送れると思いますし、たとえ論破に成功したとしてもその後がやっかいなのでこの本は一読したらさっさと売ってしまおうと思い参考程度にここに書き記します。

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