見出し画像

「海馬/脳は疲れない」を読んで13 やる気を出す為に

神経細胞の可塑性を増やす(記憶力を増す)食べ物として、イチョウの葉、茯苓(ぶくりょう)という漢方薬があるそうだ。

しかし効果を出すためには非常にたくさんの危険量を飲まないといけないという。他に朝鮮人参、サフランがあるそうだがサフランはお酒を飲むときに効くそうだ。

記憶力を高める、という以外にも、「やる気を出す為には」
というのが多くの人々を悩ませる課題かと思う。

実は、やる気を生み出す場所がちゃんとあり、側坐核(そくざかく)という。その神経細胞が活動すればやる気がでるのだが、側坐核がやる気を出すためには「刺激を与える事」が必要。
つまり「やる気がなくても、やり始めて刺激を与えるとやる気を出す」
ということなので、まず

やる気なんてなくて当たり前。まず取りかかる姿勢だけでも作ってみる、というモチベーションが重要になってくる。

ちなみにやる気を下げる効果がある薬があり、一番顕著なのが風邪薬、鼻炎薬、下痢止めなど。
ジフェンヒドラミン、スポコラミンと呼ばれる成分が原因。これらがやる気を出す「アセチルコリン」という成分を抑えてしまう。


今はこのアセチルコリンのはたらきを抑える成分の入っていない薬もあるので気になる方はぜひ薬剤師さんに相談してみるのもひとつの方法である。

サポート、SNSなどでシェア、スキやフォロー、コメント、なんでも嬉しいです。ありがとうございます!