お家検討中⑥(ちょっと寄り道)ハイブランド系メーカーも少しだけ見た話
さて、我が家はハイブランド系メーカーはちょっと無理かな?!となったが、せっかく住宅を検討しているこの機会じゃないと、もう一生モデルハウス見学なんて行かない気がする!!(笑)
そんなわけで、興味本位でハイブランド系メーカーも見学してみることに
① 日本ハウスHD
はじめに見学したのは日本ハウスHDさん。
『ヒノキ』を押していて、モデルハウスに入ったとたんに香るヒノキのいい匂い!
内装も和風で、
『子どもが手を離れたお金持ち夫婦が老後、二人で住むために建てた豪華な家』感
(偏見だったらすみません)
和室もお茶室ですか?!という雰囲気だし、自宅で生け花教室やお茶の教室がやれそうである。
まあ、入った瞬間もう『場違いだろうな』感はあったのだが、さすがハイブランド系メーカーさん。右も左もわからぬ我々にとても丁寧な対応をしてくださった。
日本ハウスHDの特徴から、家にかけられる基本的な資金の考え方など、ものすごく丁寧にレクチャーしてくれた。お客さんにならないことが分かっているだろうに、本当にありがたいことである。
(でも、我々のような若夫婦にもきちんと対応することによって、バックにいるお金持ちな両親引っ張ってきてくれる可能性もあるのよね。だからこそひとりひとりのお客様に丁寧に対応することは大切だし、ハイブランド系メーカーともあり接客の教育はかなりきっちりされているのだろうな、と感じた)ここめっちゃ重要
価格的にもはっきりと聞いたわけではないが、坪単価100万?くらいが標準、的なことはちらっと言っていたので単純計算で建物代だけで3,000万円。
我々には無理だが、とてもいい体験をさせてもらったメーカーさんであった。
② 住友林業
ここはね。『メンテナンスにお金をかけてこその、家!!』
という方針である。
建物そのものも豪華だし、メンテナンス費用もがっつりかかってきますよ。
でも、お金をかけて育てて長く付き合っていってこその家の価値だよね?
という考え方らしい。
育てる系ね!!
価格は全く違うが、良い革製品を長く愛用して質感の変化を楽しんでいこう的な。
おそらくそんな感じである。
住友林業さんは間取りがある程度決まった『規格住宅』もやっていて、
なおかつまだまだ土地も建物もなんなら建てるかどうかも検討中で…という我々に、近場の土地情報を提供しつつ
この土地ならこんな建物が建てられます
規格住宅もあるから値段も抑えられるよ
とかかなり詳細な情報を送ってきてくださったメーカーさん。
営業の熱心さには感動するものがあった。
ただ、『建物金額もそれなり(規格住宅でも2,500万円以上)』かつ、『メンテナンスコストをかけていく前提』(我々はできるだけメンテナンスコストは抑えたい方針)というのは我が家のおうちづくりの軸には合っていないのかな、と判断した。
育てていく系お好きな方はぜひ!!
③ スウェーデンハウス
こちらも住友林業さんと同じく『育てていく系』かつ『性能特化』に近い。
多くの性能特化系が、鉄骨だったり樹脂サッシのトリプルガラスだったり、工業の力をふんだんに取り入れているのに対し、スウェーデンハウスさんは
『木材が持つ力』
をフル活用していきましょうね、という感じ。
窓枠がすべて木製で、木枠に数年ごとに(自分で)塗装をして長く使っていきましょう、と。
スウェーデンという寒冷地での建築技術をふんだんにとりいれているため、断熱や気密、耐久性にもかなり優れている。実際、見学した日は2月とかなり寒い季節だったがエアコン1台で室内はかなり暖かかった。
さらには使用する木材はスウェーデン現地から取り寄せているというこだわりっぷり!
性能面やデザインにはかなり惹かれるところはあったものの、やはりこちらも坪単価100万円オーバー。かつメンテナンスコストもかかってくるとなると、我々には手が出ない。
パンフレットも非常に分かりやすく、我々が大富豪だったらここで建てたかった!!
というメーカーさん。
資金面に余裕がある方にはかなりおススメしたい。
終わりに
そんなわけで、ハイブランド系メーカーも何件か興味本位で見学した我々であった。
正直、性能特化系、バランス重視系では顧客対応がちょっといまいち?ともとれるメーカーさんもいくつかあったが、ハイブランド系は接客に関してはかなりレベルが高い印象。
お金持ちで、おうちに強いこだわりがあって、という人はやはりこういうメーカーに行きつくんだろうなぁと(ちょっと他人事)。
実際、もし両親(60代)が家を建て直すならこのメーカーさんよさそうだなぁ、と思ったところもあったので、まあ若くてもかなりのお金持ちだったり、年齢層上の方がメインターゲットかなという印象であった。
分かってたけどね!
少し寄り道したが、次回いよいよ、私たち夫婦が惚れ込んだメーカーのお話に続く。
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