令和初の三冠王

こんにちは。
スポーツメンタルコーチの福岡正一です。

東京ヤクルトスワローズ村上宗隆選手。最終戦での56号ホームランは本当に見事でしたね。僕は日ごろから「日本人〇〇」という言葉に抵抗感を持っていますし日本記録保持者のバレンティン選手がいますので、僕にとっては冷めた感じになるのかなと思っていましたが、やはり王貞治さんを超えるということは僕個人的にもすごいことだと思いますし、今回はすごく感動していて動画を何度も再生しましたね。会心の当たりでしかもホームの神宮球場。優勝が決まり残り試合も少ない短期間で2分ほど打率が落ちている時に打率2位の中日の大島選手が打ち始める。その中で王さん越えのあと1本が出ない。一番苦しかったのは試合を休むかどうかの決断だったのではないでしょうか。試合に出続けている人が休むという気持ちは本人にしか分からない事ですしその間どう過ごすかも重要となってきますのでそのことを進言した高津監督も苦しかったでしょう。

僕は当然ながら村上選手とは面識などありませんが、打席に立つ前のイメージトレーニング時に「雑音」があったのは否めませんが、彼はその重圧の中で達成したわけですからすごいことですよね。その時の心理状態をどなたかぜひ取材して頂きたいですね。この先何度も訪れるであろういざという瞬間にフロー状態に入る村上選手に期待しながら見させていただければと思います。