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蛍光灯が使えなくなる?蛍光灯の2027年問題とは。

こんにちは!広報課のいのうえです。

みなさんのオフィスやご家庭に、まだ蛍光灯が輝いていませんか?
現在、パナソニックを含めた各メーカーが次々と蛍光灯の製造中止を表明しています。これは、国際条約で2027年末をもって蛍光灯の生産禁止が決まったことが原因です。つまり、これからは蛍光灯からLED照明への取り替えを急がなくてはなりません!

ちなみに、LED照明が世の中にどのくらい普及しているかご存じですか?
政府は、2030年までに全ての照明器具をLED化することを目標に掲げていますが、日本照明工業会によると、実は既設照明のLED化率は約6割と道半ばで、あらゆるところでまだまだ蛍光灯が使われ続けてしまっているのです。


蛍光灯の2027年問題とは?

蛍光灯の製造と輸出入が2027年末までに禁止される問題です。
2023年に行われた「水銀に関する水俣条約 第5回締約国会議」という国際会議において、一般照明用の蛍光灯の製造・輸出入を、2027年末までに段階的に廃止することが決定されました。過去の会議ですでに廃止が合意された種類を含めると、ついに全ての一般照明用の蛍光灯の製造・輸出入が禁止されることになります。

出典:パナソニック「蛍光灯の2027年問題って? 製造中止や生産終了の状況について」より

「水銀に関する水俣条約」について
水銀の一次採掘から貿易、水銀添加製品や製造工程での水銀利用、大気への排出や水・土壌への放出、水銀廃棄物に至るまで、水銀が人の健康や環境に与えるリスクを低減するための包括的な規制を定める条約です。


LED化のすすめ

蛍光灯の製造・輸出入が禁止されるということは、現在使用している蛍光灯の交換や修理ができなくなる日がまもなくやってくるということです。2027年に近付くにつれて、蛍光灯がさらに入手困難になっていくのはもちろん、価格の値上がりも予想されます。
一方、後継となるLED照明は、蛍光灯に比べて使用できる期間が長いという大きな特徴があります。また、消費電力が少なくなるため、CO2排出量の削減が実現できるほか、廃棄処理が容易ということからも地球温暖化防止へ貢献できます!

こうしたことからも、弊社では、LED照明をできるだけ早く導入することを強くおすすめしています。


福西電機がお手伝いできること

当社では、商社でありながらも、専門的な知識や技術を有するエンジニアリング部門があり、お客様にとって最適な提案やサービスをご提供しています。LED照明導入を当社にご用命いただければ、商品をただお届けするだけではなく、事前調査・適切な器具の選定・設置・アフターフォロー まで、一貫したプロフェッショナルなサポートが実現します!

ちょうど先日、お腹を空かせた同僚のいけお(このnoteのライターでもあります!)とランチのお店を探していたところ、偶然にも立ち寄ったビルに蛍光灯が使われていました。明るさやシルエットでそれに気付いた瞬間、思わず2人で天井を見上げて「あ、蛍光灯だ!」と叫んでしまい、周囲から不審な目で見られる羽目になりました。照明器具に思わず目が向いてしまうのは私たちの職業病ですね☆
そういえば、我が家のキッチンの蛍光灯もそろそろ寿命が来そうなので、LED照明への取り替えを準備しなくてはと考えています。

弊社がお役立ちできる機会は、まだまだたくさんありそうです!

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