![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111009243/rectangle_large_type_2_5ce1748aea65bb1d537676b2b49f16fd.jpeg?width=1200)
140字小説|太陽系第3惑星までの距離
「ねえ、星を見て」と息子はささやいた。私は夜空を仰いだ。手が届きそうで届かないもどかしい遠さ、その先に夏の大三角が燦然と輝いている。
息子は嬉しそうに笑った。「みんな空を見上げるね。でも地球だって星だから地面を見下ろしてもいいはず」
しゃがんで太陽系第3惑星を撫でる私たち。
140字小説コンテスト 夏の星々
主催 ほしおさなえ氏 星々事務局
レギュレーション 〈遠〉という言葉を用いること
指定字数 140字以内
📉 落選
いいなと思ったら応援しよう!
![福永 諒](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/75570215/profile_d2c494de9e32257d89ad2a4317518898.png?width=600&crop=1:1,smart)