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文学フリマ東京39出店者の振り返り【怒涛】

文学フリマ東京39。
初の東京ビッグサイト開催。
怒涛の1日が終わった。
忘れないうちに振り返っておきたい。
と言いつつもう5日も経ってるね、拳骨👊
とにかく箇条書きで出してくので読みづらかったらすみません。


会場

四足歩行の巨大ロボか

・知ってた。知ってたけど広い。
ビッグサイトで自分が創作物を売る側になれるなんて、それだけで価値ありますよな。
人口の数%しかやってない経験だよ。
出店者の皆さんは誇っていこうね。

・トイレが多くて助かる。

・通路は広いとこと狭いとこの差が激しくて惑う。

・ブースの机が結構みっちり繋がってた。ひとつごとに少しずつ間があると助かる。スペースの都合上仕方ないのかもしれないけど。

・開場前にパンを1個だけお腹にねじ込む。

・入場用のリストバンドをキツく巻きすぎて窮屈だった。ゆるふわに巻いた方が得策。

てか腕毛が気になる

・僕のいたエッセイゾーンは奥の方だったので試し読みコーナーへの距離がそこそこあった。回収したい場合は早めに動いた方がよさそう。

・乾燥して唇が痛かった。場所の問題か自分の潤いの問題か不明。

・半袖Tシャツ+カーディガンで対応。これでも暑い。熱気で温度が上がるのは相変わらず。

・会場がワンフロアになったことでどこまでも行ける気がする。

・オープンから1時間はほとんどお客さんが来ない。(奥の方だったから?最優先の第一候補に入れてないから?)それからは溢れてくる。


売り上げ

・前回は72冊。今回は60冊。見事にダウン。お目当てのものだけ買う人も増えたのかもしれない。『お目当て』に入る努力をしよう。

・Webカタログのお気に入りは7。お気に入り数と売り上げはあんまり相関性はない気がしてきた。でも次回はここもきっちり伸ばしたい。

そんな中でも出会えた人たちがいる。
控えめに言って奇跡。ありがたい。
多くの人に届けたいけど極論、買ってくれる人に1人でも出会えたらそれだけで価値がある。

ブース

今回の自分のブースはこんな感じ。

・何とかして目線をいただきたいので高さを出しながらもシンプルな配置に。

・設営は20分。

・足を止めてくれた方には「よろしければどうぞ」と立ち読みを促す。すると大体読んでくれる。 

・読んでくれた上で買うかどうかはお客さんの問題なのでどうしようもない。
だからこちらからのゴールは立ち読みだと思っている。そう考えると当日のアテンションとしてはまずまず。  

・本はブースに積まないスタイルを極めていきたい。 


SNS

・今回は事前の告知に力を割けなかった。
直前になってnoteやTwitterをババーッと更新した程度なのでもっと継続的に複数回すれば良かったかも。

・「note見ました」はよく言われるからもっと頑張ろ。noteさんお世話になっております。 


買う側としての自分

・お客さんとの出会いを逃したくないので、極力自分のブースにいたい。が、欲しい本もたんまりある。この欲望のかたまりが実行した作戦は2つ。

・『開場前に回りまくる』
自分の設営さえ終われば、開場前は割と自由に動ける。そそくさと自ブースを作り上げて試し読み本の提出に行く。その帰りに他の出店者さんにお伺いをたてる。

すると最初の売り上げになれる可能性が高いので出店者さんからしても嬉しいはず。実際あるブースでは「おー!早速売れたー!」って言われました。

ただ、ここで注意。設営が終わってない場合は邪魔はしないこと!
設営が終了してスンとしてる方を狙って声をかける。

「こんにちはー。今って買っても大丈夫ですか?」と言うと大抵、「はい!大丈夫ですよ!」と言ってくれる。皆、優し。


・『トイレの帰りにちょっとだけ回る』
トイレばかりは避けられない。ビッグサイトはトイレが多く数分で戻って来れる。その帰りにちょちょっと気になるブースを2〜3寄ってから帰る。
この方式だと一回の離席は10分前後で済む。

そしてかき集めた素敵な本がこちら。

15冊

出店と購入の両立は工夫すればできる。


買ってくれた方々

僕の著書を買ってくれた方々。
嗚呼、あなたたちのこと忘れないでいたいよ。


・「前回の本がめちゃくちゃおもしろかったんで買いに来ました!声出して笑ったんで」と言ってくれた爽やかなるおじさん。

・「あーわかる」と噛み締めた後、買ってくれたメガネのお姉さん。

・試し読みコーナーですでにチェック済みでまっすぐ買いに来てくれたお姉さん。

・この章のタイトルが気になりますとわざわざ教えてくれたメガネのお兄さん。

・一回立ち読みして去った後、戻ってきてもう一回確認して買ってくれた若いお兄さん。

・めっちゃしっかり立ち読みした後、どれにしようか悩んで3冊ずつ買ってくれた2人組のキュートなお姉さんズ。

・「Twitterで見て気になりました。言葉遊びとか好きなんで」と言ってくれたお兄さん。

・じっくり読んだ後、買ってくれた白髪混じりの長髪激渋おじさん。

・息子さんがちょい飽きてる中、立ち読みして買ってくれたパパさん。

・noteいくつか読んでますと言ってくれたり、どんなエッセイ読みますかと質問してくれたメガネのお姉さん。 

・自身が出店者になったのに今回も買ってくれた常連さん。

・お互い買って応援し合うような著者さん。

・SNS上で紹介し合う著者さん。

ありがとう。ありがとう。
感謝をちゃんと伝えたつもりだけど届いてるだろうか。あなたたちのこと、忘れないでいたいよ。


終わった後

すっげぇ疲れた。
海行った日くらい疲れた。
帰りに駅に向かう人が多過ぎてベンチで休憩した。その後、最寄りの『国際展示場駅』じゃなくて次の『東京テレポート駅』まで歩いた。
やたら道が広くて嘘みたいに人がいなくて妻とデートしてる気分になった。

さっきまでは夢だったのかと錯覚に陥る。

・腹が減り過ぎてたので牛タンの『ねぎし』へ。打ち上げじゃい。好きなときにねぎしが食べられる人生がいい。

肉いっぱいのやつ

・本の配送はせず自力で運ぶ派なので体がバキバキになった。次からはさすがに配送にしようかな。

・荷物の片付けもままならないほど疲弊。買った本を整理してニヤニヤ。

・『#文学フリマで買った本』で鬼のエゴサーチ。数件、自書をあげてくれてる神様を発見。いいね1つでは足りないだろうが。

・会場でもらったトートバッグにねこが入った。可愛すぎた。#文学フリマで買った猫とタグをつけそうになった。

・翌日は休日にした。疲れが遅れて押し寄せてくるので、できれば休みを取るのが得策。

とりあえずのメモ終わり。

・これから買った本を楽しむ。
・次のための反省をする。
・直後が創作意欲湧くので次回作の構想を練る。 

まだまだ文フリは終わらない。

福本カズヤの本を手に取ってくださった方々、感想をいただけたら嬉しいです。
色んな意味で寿命が伸びます。


文学フリマについて書いた記事をまとめたマガジンはこちら

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福本カズヤ|noteの社員になりたい日記
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