橋本ふくみ

山口県の中特グループのCEO橋本ふくみです。日々の様々な思いを綴ってまいります。

橋本ふくみ

山口県の中特グループのCEO橋本ふくみです。日々の様々な思いを綴ってまいります。

最近の記事

2024年度事業発展計画発表会

数えてみたら、「中特グループ事業発展計画発表会」の開催も今年で27回目となっていた。 長い闘病生活の末に57歳という若さで亡くなった、創業者の父が亡くなる前年に始まったことになる。 当時私は経営に関わっていなかったのでピンと来てなかったのだが、今になってみると、何故余命幾ばくもない状態でこの会を開くことにしたのか、その心中を察してあらためて弔いの気持ちを強く持っている今日この頃、なのであります。 社長は毎日何を考えているのか、どういう会社にしたいと思っているのか、私たちをどん

    • 飯のタネを探しに

      あらためまして。 私は、中特ホールディングス(傘下に事業会社が5社ある)山口県に本拠地を置く中特グループCEOである。 詳しくは→中特グループ Japan オフィシャルサイト (chutoku-g.co.jp)を参照。 私がCEOに就任して20年の間に、山口県人口は150万人から132万人と減少し、更にこれからの20年では104万人にまで減少すると予測されている。 下りエスカレーターを逆走して駆け上がるように、全力で流れに抵抗するがごとく、国を挙げてあの手この手の策を練っては

      • チェコ プラハ

        まずい。 あれから随分経ってしまって、記憶が乏しくなっている私。 そもそも、ではありますが、ポーランドとチェコへの旅の目的は、私のライフワークである循環経済、特に静脈産業と呼ばれている分野を視ることであります。 これまでに環境先進国と評されている、EU諸国のスウェーデン、デンマーク、フィンランドなど多くの国を視てきた。 同じく加盟国であるチェコにおいても、2050年までにEU全体で温室効果ガス排出を実質ゼロにするという高い目標があり、達成しなければ罰則もあり得るとのことで、

        • ポーランド🇵🇱とチェコ🇨🇿視察の旅✈️

          昨年のこの時期には、デンマークとスイスへ行き、今年は共にEU加盟国であるポーランドとチェコへ行ってきた。 冒頭の画像は行きの航路。経由地のフランクフルトまで2時間程度遅れ、ロシア上空を避けた南回りでトホホの16,7時間。さらにワルシャワまで2時間かかった。ちなみに帰りは、中央アジア上空を通るルートで行きより2時間程度早かった。機上から見えたゴビ砂漠が印象的だった。 ポーランドはヨーロッパの中央に位置し、北方はバルト海に面しているが、南、東、西の三方向は開かれ、自然の障壁が少

          4年ぶりに社員研修旅行へ

          もう昨年の話になってしまいましたが。 昨年10月から12月にかけて、4年ぶりに社員研修旅行へ行くことが叶った。 行先は3コースあって、国内だと熊本県、海外は韓国の釜山そしてラオスのビエンチャンへ。 熊本県へは先進企業視察など、釜山へは韓国文化の学びなど、そしてビエンチャンへは、4年前より奨学金制度を設け交流のある学校への訪問とラオス文化の学びを体験しに。 全額会社負担なので結果かなりの経費が掛かってしまったが、そうまでして行くには私なりの想いがある。 私の座右の銘の一つに

          4年ぶりに社員研修旅行へ

          インドでCoCo壱🍛

          カレーの本場インドに出店した『カレーハウスCoCo壱番屋』へ。 今回行ったのは、首都ニューデリー近郊のグルガオンにある巨大ショッピングモール内にある1号店だ。 平日の12時頃に行くと、店内にはインド人というより現地駐在員らしき日本人が目立った。 やはり、インドでCoCo壱は受け入れられていないのかと残念に思っていたら、偶然お目にかかることが出来たCoCo壱番屋の最高戦略責任者の長谷川さんによると、インドはランチタイムが13時からだということ、カレーとは別物として評判が良いとの

          インドでCoCo壱🍛

          列車に乗ってニューデリーへ🚃

          アグラからニューデリーへの移動には、楽しみにしていた列車に乗ることができた。所要時間はおよそ2時間。 車内食も出たのだけど、きっと特別な席だったんだろう。

          列車に乗ってニューデリーへ🚃

          アーグラ城塞

          こちらも世界遺産となっているムガル帝国時代の城塞。 真っ白なタージ・マハルとは対照的な赤砂岩で築かれた別名『赤い城』。 こちらも緻密に彫刻されたデザインがとっても素敵です。 そう言えばインドに来た時から、何かしら感じていた違和感の理由がわかった。 このような世界遺産の観光地でさえ、私たちのような『平たい顔族』をほとんど見かけなかったのだ。 日本人はもちろん、韓国人や中国人でさえも。 そのせいか、代表的な平たい顔族の私に、一緒に写真を撮って欲しいと何人かの家族連れに頼まれた

          アーグラ城塞

          アーグラ(Agra)と言えば

          ムンバイから国内線で北部アーグラへ。 アーグラと言えばタージ・マハルに尽きる。 ムガル帝国第5代皇帝のシャー・ジャハーンが、第14子を出産した際に死去した王妃ムムターズ・マハルのために、なんと22年の歳月、常時2万人の労働力をかけて完成させた超巨大なお墓である。(1632年着工1653年竣工) 真っ白な総大理石で、その壁面には美しい彫刻や多くの宝石が嵌め込まれていた。 美しい白亜の墓廟を見上げながら、想像を絶する建築現場を思った私である。 1983年には世界遺産に登録されてい

          アーグラ(Agra)と言えば

          人口世界一のインドへ🇮🇳

          ずっと行きたかったインドに行って来た。 国土も人口も日本のおよそ10倍、今や中国を抜き世界一の人口を誇り、GDPに於いても3年後には日本を抜き、世界第3位に踊りでると予測されている。 福岡空港から香港経由で、ムンバイ→アゴ(グ)ラ→ニューデリーへ。 まずムンバイだが、何と言ってもその大気汚染ぶりに驚いた。雨季の間はまだましだそうだが、11月から乾季に入っていて太陽がかすんで見えるほど曇っていた。 写真はムンバイのホテルから見た、高層ビルとスラム街のコントラストだ。 何もないと

          人口世界一のインドへ🇮🇳

          「致知」創刊45周年📖

          先日、人間学を学ぶ月刊誌「致知」の創刊45周年記念講演会に参加した。 「致知」とは、日本で唯一の人間学を学ぶ月刊誌であり、昭和53年の創業時には、こんな堅苦しい雑誌など誰も読まないと言われながらも、時を経て今や国内外11万人を超える熱心な愛読者を得る雑誌となっているとのこと。 私はというと、40代の頃は自分の心の支えにしてバッグに入れて持ち歩いていたものだが、時を経て歳を取り、すっかり解った気になったかのように遠退いていたのだ。 そんな私に、ある日致知出版の営業の方から「創刊

          「致知」創刊45周年📖

          8月より新しい期がスタート!

          中特グループでは、8月より新しい一年がスタートする。 先週、恒例の事業発展計画発表会を開催した。コロナ禍であってもこれだけは毎年継続している。私たち経営幹部は元より、パート社員に至るまで全社員が一堂に会すことができる貴重なイベントと位置付けている。 懇親会は4年ぶりに行った。 楽しかった、嬉しかった、大いに盛り上がった。 昨年度は、お客様と社員の皆さんのお陰で、グループ合計では過去最高の売り上げと利益を出すことができた。 売り上げはお客様からの支持の結果であり、利益は社員

          8月より新しい期がスタート!

          世界遺産ユングフラウヨッホへ

          スイスでは、休日にグリンデルワルドから世界遺産の名峰ユングフラウヨッホへ行った。 行きは、100年以上の歴史を持つ全長9.3kmのユングフラウ鉄道で。山の中に掘られたトンネルを進み、アルプスの急勾配を登る。 車窓からは、前日までの曇天が嘘のよう、アイガーやメンヒなど素晴らしい景色が望めた。 そして、なんと言ってもスフィンクス展望台から見渡す標高3571mからの絶景!間違いなく今生では二度と来れないと思う。(後から知ったが、かの《愛の不時着》の16話で主人公のジョンヒョクとユン

          世界遺産ユングフラウヨッホへ

          スイス🇨🇭の資源循環

          スイスでは、水力発電(60%)、原子力発電(29%)、火力・再生可能エネルギー(9%)によって電力を創り出していて、総電力量の4~5%を廃棄物焼却発電施設で賄っているとのこと。 対して、日本はどうかというと→ 2021年の自然エネルギー電力の割合(暦年・速報) | ISEP 環境エネルギー政策研究所を参照願います。 スイス最大の廃棄物焼却発電施設「KVA RENERGIA」社は、年間の処理量は約28万トンにも上り、焼却施設のほか蒸気を利用したタービン発電などにより、地域暖房

          スイス🇨🇭の資源循環

          LOOP Forum 2023へ

          LOOP Forum 2023を見学した。 以下HPの翻訳より↓ LOOPフォーラムは、業界間の循環移行を加速するための共同創造的で協力的なフォーラムです。 気候変動を阻止し、CO2排出量を削減し、地球を再生するには、無駄をなくし、資源を循環させることが最も効率的です。私たちは、リソースの管理、製品の製造と使用、そしてその後の材料の取り扱い方法を変える必要があります。LOOPフォーラムのようなイベントを作るときも。 私たちは、よりスマートで持続可能な方法で物事を行うことに常に

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          コペンハーゲン市のドヤ顔

          デンマークの首都コペンハーゲン市は、人口約65万人で船橋市ほど。 2025年までに『世界初のカーボンニュートラルを達成する首都』を目指している。 そのためには、家庭ゴミの70%をリサイクルする必要があるとのことで、今年中には廃棄おむつのリサイクルにも着手すると聞いた。 また、デポジット制度などの影響もあって、ペットボトルやビンのリユース率は98%に上るが、容器包装廃棄物については課題は多いが、デジタルウォーターマークという肉眼では見えないタグが添付されたパッケージを使用し、A

          コペンハーゲン市のドヤ顔