レポート「まちのモビリティ学科」
はじめに
みなさんこんにちは!
連日、厳しい暑さが続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は8月27日に開催された「まちのモビリティ学科」のレポート記事をお届けします。
「まちのモビリティ学科」とは?
「まちのモビリティ学科」は、地域交通をテーマに現場でのフィールドワークや授業を通じて、自分や地域の移動について考え、新たな交通行動にチャレンジするきっかけをつくるための講座です。
今回の講師は、国土交通省福井運輸支局長の髙桒 宏之せんせい。
大学卒業後、国土交通省に入庁され、地域公共交通の活性化・再生などを担当されていました。
そもそも「モビリティ」とは
ところで、みなさんは「モビリティ」が、どのような意味か分かりますか?
せんせい曰く
「自由」で「多様」な移動とは、想像していたより奥が深いですね。
モビリティの意味が分かったところで、さっそく「まちのモビリティ学科」のスタートです。
【フィールドワーク】
まずは、せんせいからのお題に沿って、グループごとにJR福井駅西口広場を観察します。
せんせいからのお題は以下の通りです。
グループごとに様々な意見が飛び交います。
・「どの乗り場から乗ればいいのか分からない」
・「地図上に記載してあるものが、地名なのか公共施設なのか分からない」
外国人や来訪者の目線で観察することで、様々な課題が見つかりました。
次は、実際にえちぜん鉄道に乗車し、田原町駅に向かいます。
田原町駅到着後、フェニックスプラザに移動し、せんせいから地域公共交通についての授業を受けます。
【授業】
地域公共交通の現状や取組について、福井やフランスなどの事例も交えながら学びます。
「公共交通の判断基準は、黒字・赤字ではなく、地域社会の価値向上に貢献するかどうか」
せんせいの言葉に、会場からも納得の表情が見られました。
私自身も、地域公共交通は、ただの移動手段ではなく、まちのにぎわいや観光など、まちにとって欠かせない存在であることを改めて実感しました。
授業後は、福井鉄道で、田原町駅から福井城址大名町駅に向かいます。
最後に
福井城址大名町駅に到着後、通りかかった福井鉄道をバックに記念撮影。
最後にせんせいから「地域公共交通は、単なる移動手段ではなく、地域をつなぎ、未来を創る存在である」との言葉で締めくくられました。
福井を走る公共交通の全てが、住民にとって、いつまでも愛される存在であることが、移動しやすい社会をつくっていくために一番大切なのかもしれません。
今回のレポートは以上です。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
今後もふくまち大学では様々な講座を開催します。
みなさまのご参加をお待ちしています!
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