思い立ってから半年。東京で古着屋を始めます。
noteで文章を書くのはとても久しぶりですが、いまぼくがやっていることや思っていることをしっかりと残しておきたいと思い、また不定期で更新していこうと思います。
今回はタイトルにもあるように東京で古着屋(リアル店舗)を始めることになったので、その経緯や理由などについてお話しします。
「いつかやりたいリスト」という逃げ
昔から洋服やファッションが好きで、学生時代から古着屋によく通っていました。店頭で服を見て試着したり、スタッフさんといろんな話をするのがとても好きで「いつか自分でもお店を持ちたいなぁ」とぼんやり思っていました。
大人になってもその思いは消えず、古着屋をやりたいという夢は常にぼくの「いつかやりたいことリスト」の中に入っていました。
もちろんその間に何も行動を起こさなかったのかというとそうではなく、YouTubeやInstagramでファッション関連の動画を発信していました。「いつか自分の古着屋をやる」その時のために。
ただふとした時に思ったんです。これただの逃げだなと。自分がやりたいことがすでに分かっているのに、その目的地まで最短距離で向かってないなと。
今の自分の立ち位置からゴールまでを直線距離で歩いていけば良いのに、わざわざ迷路のような入り組んだ道を自分で作り上げて、その迷路を歩いていることを「夢に向かって努力している」と言い訳していたんだなと感じました。
そう思ってしまった日からはとにかく目標に向かってちゃんと最短距離でやれることをやろうと決意し、自分で作った迷路の壁をぶち壊しながら古着屋オープンに向けてまっすぐ進めてきました。
10年の意志より、半年の行動
学生時代からぼんやりと古着屋をやりたいと10年くらい思い続けてきました。でも10年間で進んだことは特に何もありませんでした。
目標までの間に迷路を作って努力してる風な気持ちがしてたし、この迷路が終わればいつか本当に古着屋を始められると思ってたけど、そうじゃなかった。もしあのままだったら迷路をクリアできそうになっても、また自分で迷路を複雑化して努力してる風な自分を装っていたと思う。入るたびに中が変わる風来のシレン方式のダンジョンだったんだわ。あれ。
でも本気で「やるぞ」と決めてからは半年の間にすごいスピードであらゆることが実現していきました。
5月頃から本格的に準備を始めて色んな人に助言をもらったり、自分で色々調べたりしながら9月には初のポップアップストアを開催して大盛況となりました。
12月には実店舗の契約も終わり、年内に内装を仕上げて2025年早めの店舗開業を目指しています。
10年間思い続けることよりも、半年間具体的に行動する方がよっぽど目標の実現に対しては大切だった。いま振り返るとそう思います。
店舗オープン前、最後のポップアップを開催します
そんな経緯で立ち上げた古着屋。先にもお話しした通り実店舗のオープンは2025年2月頃を予定しているのですが、店舗オープン前の最後のポップアップストアを開催します。
Atelier Threeのコンセプトは「大人が着れるデイリーウェア」です。ぼくが自分の目で見て選んだ素敵な古着がたくさん並ぶので、ぜひ遊びに来てください!開催概要は下記となります。
▶ ポップアップストア概要
日時:11月30日(土)-12月1日(日)14-19時
場所:東京都目黒区青葉台1-18-14 アークハウス青葉台2F
※インターホンがあるので2Fを押してください。
店舗立ち上げの裏側やお金の話はメンバーシップで
noteのメンバーシップでは古着屋オープンにあたっての準備の裏側や、掛かった経費や売上などのお金のお話について定期的にシェアしています。
「10年の意志より、半年の行動」と書きましたが、ぼくがこうして行動できたのは当時背中を押してくれたり、アドバイスをしてくれた人がいたからです。
ぼくも同じようにやりたいことがあるのに一歩踏み出せない人の参考になればと、メンバーシップでは店舗運営の裏側についてできる限りお話ししています。
もし興味があるという方はぜひメンバーシップを登録してのぞいてみてください!