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ワールド探索日記日記 #ワ探アドカレ

本記事はワ探アドカレ12/7の記事です。
日が空いてそうだったので、急遽徒然なるままに書いてみます(色々良い記事いっぱいの中で恐縮ですが...)。

さて普段はワ探インタビューをタカオミさんと一緒にやっているFUKUKOZYと申します(もうちょっとで新しいインタビュー記事を出せそうです)。

最近「ワールド探索日記」という日記めいたものを書いています。

タイトル通りですが、ワールドを巡った時に思ったこと・考えたことを好きに書いています。
自分は思考がアウトプットされたような文章を読むのが非常に好きで、こうした文章はもっと増えて欲しいと思っています。あるものに対しての文章は数が多ければ多いほど良いと思っているので。

なので、今回は「ワールド探索日記」をなぜ書いているか、どう書いているかを簡単に綴ってみます。
この記事を読んで、同じように文章を書いてみようと思ってくれる方がいると嬉しいです。

風化してしまうその時の感覚を言語化する

感覚的な部分を言語化することは非常に難しいというか、100%表現することはおそらくできないと思うのですが、そこにはじめて行った時に何を感じたのか、何を考えたのか、ということを、そこをはじめて訪れた時にしか頭の中にありません。

人の記憶というのは大体のものは風化していくので(特に自分は忘れやすい)、何かしらの形で残しておかないと、という気持ちが個人的にあります。
アウトプットは異なりますが、同じようなことをrocksuchさんが去年のnoteで書かれています。

ワールドがなくなってしまうもしくは壊れてしまうことは多々ある
VRChatのワールドのほとんどは個人のクリエイターさんが作って下さっているものだ
VRChatアプデのたびに更新し続けるのはかなりの負担だしVRChatをやめてしまってる人もいる
それだけでなく他にも色んな事情があるものなので仕方ないことだと思う
だからこそ記録に残したいと思うようになった

私が絵を描いたり文章が書いたり音楽を作ったり自分で何かを表現するようなものができればそれを使って記録に残しただろう
だが私は創作や芸術といったものは今まで全然やってこなかった
記録に残るものが何も作れない私にとって唯一出来るものが写真だった
私の表現はこれしかない
だから私は写真を撮る
写真でその世界を表現する
いつかVRChatも終わり、全てが消えてしまう時が来るとしても記録に残せるように
これが私の唯一の記録手段だから

私がワールドの写真を撮る理由

自分の場合はそのワールド自体の記憶を残すというよりは、主観的な感覚を残すことをしています。
という意味ではrocksuchさんに比べると非常に独善的だと言えるでしょう。また自分は写真より文字で残しておいた方が記憶の誘発が起こりやすいので、そうした形で残すことを続けています(公開・非公開含め)。

とは言え、何かが存在したことが何らかの形で残されていること自体は基本的には尊いことだと思っています。

30分〜1時間で書く

「ワールド探索日記」は基本的には30〜1時間程度でガッと書いています。
上述したように、この文章の目的は「その時の感覚を言語化すること」なので、長考してしまう時点で、そうではなくなってしまうので、なるべく短時間で書くように心がけています。

もちろん普段のワ探インタビューはかなり時間をかけて書いていますが、日記なので記述の正当性や論理性は一旦置いておいていいと思って書いています(もちろんそれらは重要です。特に批判等をする場合はそれなりのロジックが必要だと思いますが、日記の時点では疑問だけ書いておいて後でじっくり考えるというプロセスが良いと思っています)。

またそれを体験してから時間が経てば経つほど書きづらくなってしまうので、なるべくフレッシュな時に書くのがおすすめです。

興味に寄せる

自分の感想めいたものは、基本的には自分の分野に紐づいて書かれています。
自分の場合は建築を長らく勉強していたので、そうした視点からワールドを見ています。なぜそのような言語化を行うかというと、長らくそこに浸りすぎたのでそういう見方しかできないから、という面がありますが、「一番書きやすいから」という側面もあります。

「書きたいけど何書こう」と思っている方は自分の好きなものや詳しいことに寄せて書くと、ぐっと書きやすくなるのでおすすめです。

読み返した時の「他人の思考を覗く感」

自分は日記めいたものは高校生辺りから断続的に書いていて、大学生からはインターネット上に書くようになり、そうした行為はかれこれ10年以上続けていることになります。
それだけの年月書き続けていると、インターネット上に放流された文章は相当の量になります。

ふと思い立った時にそれらを読み返すと「これは本当に自分の文章か?」と思うほど、今とは異なる考え方をしていることがあります。
そうした自分の思考の遍歴をちょくちょく掘り起こすことは、自分の視野を客観視し、広げてくれる機会にもなり、個人的には非常に助かっています。
いわばインターネットを自分の外部記憶装置代わりに扱っています(自分の場合は紙とかに書くとなくしてしまうので、いつでもアクセスできるインターネット上に放流しています(インターネット上のものも消える可能性もありますが))。

というわけで、最近書いている「ワールド探索日記」について簡単に書いてみました。皆さんの日々の感覚もぜひ読んでみたいので、この記事を読んでオッて思った方はぜひ試してみてください。
なお、この記事も日記なので勢いでバーっと書きました。

サポートして頂いたものは書籍購入などにあて,学びをアウトプットしていきたいと思います!