![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/47728377/rectangle_large_type_2_6639e03b005d498dbc42b68da6387162.jpeg?width=1200)
「今、求められるストーリー」を考える②〜YouTube•街録ch編〜
こんにちは、フクコトバのRYOです!
昨日に続き、「今、求められるストーリー」について考えてみたいと思います。
昨日の記事はこちら↓
〜自分のコトバで話す価値〜
今Youtubeで人気拡大中の「街録チャンネル」というチャンネルがあります。
街で出会った一般の人から著名人まで、色んな人に対して、
街中でひたすらインタビューをするというチャンネルなのですが、
その人が、最初に動画に写った時の印象と、インタビューを聞き終えた後の印象では、ガラッと変わっていることも度々あります。
私自身は、見終わった後にその人のことを嫌いになることはほとんどなく、
むしろ好きになることの方が多いです。
自分とは違う人生経験をしている人の、生の声を聞くことができ、
とっても面白いなと思います。
最近では登録者数も増えてきて、出演者側から「取材してください」と逆オファーがあるらしいです。
出演者側としても、自分のことを自分の口からたっぷりと話ができるので、
とても良いメディアなんだと思いますし、それを見てファンになる人もいるので、それが価値だと思います。
〜ファンになる要素はどこにあるのか〜
私含め、この「街録チャンネル」を見て出演者のファンになる人は多いと思うのですが、どこにファンになる要素があるのでしょうか。
それはやはり、「ストーリー」なのだと思います。
この場合、その人の「半生(=ストーリー)」に共感しているのだと思います。
例えば、街中のカフェで普通に働いている人のファンになることはありませんが、街録チャンネルを見ていると、自分とはなんの接点も無いような一般の人のファンになって、SNSをフォローすることもあります。
テレビに出ている芸能人も、バラエティ番組を一つ見ただけでファンにはなかなか私はなりませんが、街録チャンネルでは30分見ただけでファンになることもあります。
そこには、その人のコトバで語られた「ストーリー」があります。
どのような想いで、そこで働いているのか?
どのような想いで、バラエティで人を笑わせているのか?
それをコトバにして語られると、共感が生まれ、ファンになります。
カフェで出されたコーヒー一杯や
バラエティ番組という、
いわば作品(その人の想いを形にしたもの)だけを見ても、
なかなかその人の想いまでは伝わりづらく、ファンにはなりにくい。
でも、「作品」プラス「想い」を感じることで、共感し、ファンになる。
そういったことは往々にしてあるのではないでしょうか。
ポイントは、おそらく受取手側が「自分ごと化しているか」否かなのかなと思います。
「今、求められるストーリー」を考えるの2回目は、
「作品」プラス「想い」を感じることで、共感し、ファンになる
それは、おそらく受取手側が「自分ごと化しているか」否か。
ということを考えてみました。
私たちフクコトバでは、
服を作るデザイナーさんへインタビューをし、デザイナーさんが服に込めた「コトバにならない想い」を傾聴し、それを発信していきたいと思っています。
服という作品だけでなく、そこにデザイナーさんの「想い」が伝わることで、そのブランドのファンができる。
そんなサポートをしていきたいと思います。