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投資信託への考え方を変えてくれた本

こんにちは、福子です。
今回は、私の投資信託への考え方を変えてくれた本を紹介します。

数年前までは、私は銀行にお金を貯めるばかりで、特に<運用>的なことはまったく何もしてきていませんでした。「働かず株で儲けるって夢だよね」という話はするものの、やっぱり怖いとか、投信信託ってお金に余裕がある人のすることという考えが強くあったからです。
その理由は、お金のことってちゃんと学校にも親にも習ったことがなかったからじゃないかなと思います。知らないから、なんか怖い。

とりあえず、友達がやっていたので積み立てNISAを始めましたが。
それも、おそるおそる…。

まぁ、いざ自分のお金を投資してみると、投資信託の勉強がしたくなり、
いろいろ本を読みました。
読んでいくうちに実は投信信託とか株とかって、そんなに難しいものじゃないということがわかってきました。
さらに大きかったのが、投資信託って社会にいい流れを作ることが出来る手段の一つなんだなぁ、という風に考えが変わってきたこと。

私の考えを変えてくれた、特におすすめの2冊を紹介します。

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①おカネの教室



「この世には、おカネを手に入れる方法が6つあります」。
平凡な中2男子の「僕」と町一番のお金持ちの少女は、謎の大男が顧問を務めるヘンテコな「そろばん勘定クラブ」に突然放り込まれた――。
●現役経済記者が娘に贈った、笑いと涙の経済青春小説!
著者はキャリア20年超の経済記者。
自身の3人の娘たちに「面白い物語を読んでいるだけで、お金や経済の仕組みがわかる本」を読ませたいと7年かけて「家庭内連載」した小説を書籍化したのが本書です。
●「リーマン・ショック」から長期投資、格差問題まで縦横無尽!
テーマは経済成長の仕組みから借金のカラクリ、長期投資と「神の見えざる手」、貧富の格差拡大まで幅広くカバー。
珍問・難問と格闘する生徒2人と一緒に、読者も経済の奥深さがストンと腹に落ちます。
そしてさまざまな思惑や過去が絡み合い、物語は終盤、予想外の展開を見せる――!?

<おすすめポイント>
・ストーリー仕立て、中学生が主人公で、言葉もわかりやすく読みやすい。
(もともとは、経済記者の方が娘さんに読ませたいと書かれたそう)
・何も考えずに日々使っているお金の本質的なものがわかります。
・お金の話を通じて、自分たちが次の世代に残すべき価値や、残してしまっ
 ていくであろうものを考えさせられました。

②お金を話そう

日本人のタンス預金(金融機関に預けず、自宅保管されている現金)、その総額をご存知でしょうか?
なんと、43兆円です。
世界の先進国と比較しても現金主義の強い日本人。
それなのに、「お金」について公の場で話すのはなんとなくはばかられる。
本書は、日本最大級の投資信託「ひふみ投信」ファンドマネジャーが解説する「お金の未来」の話です。
知っているようで知らない、身近なようで遠い・・・、でも何より大事なお金について、31のQ&Aから、その姿をあぶりだします。

<おすすめポイント>
・筆者は、あの「ひふみ投信」のファンドマネージャー!
 初め、私はネットで評判が良かったという理由だけで、この「ひふみファ 
 ンド」を買い出しました。が、調べてみると、「ひふみファンド」は日本
 のいい企業をちゃんと応援していくための投資信託として活動していて、
 自分もお金を出すことで日本のいい会社を応援できているんだな~
 うれしい気持ちになりました。
(もちろん、今のころは利益出してくれています)
 そんなファンドマネージャーはどんな人なんだろうと興味があり、この本
 を読んで、この投信がますます好きになりました。
・本の中身は、Q&A形式で、こちらもとても読みやすい。
・タンス貯金は、社会にも出ていない本当に死んでいるお金という話とか、
 言われてみれば!みたいな話がたくさんあります。
 やっぱり、お金はどこかにとどまるのではなく、いろんなところに流れて
 いくべきなんだぁ
としみじみ思いました。


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この2冊を読んで、投信への考え方がめちゃポジティブになりました。
自分が儲かるのももちろん大事なんですが(笑)、それに加えて、社会にお金という酸素?みたいなものを出していくことで、いい会社がもっと成長出来たり、素敵な商品やサービスが生み出されるお手伝いが出来れば、さらにプラスして嬉しいなぁと。
もちろん、損をする可能性もあるし、まだまだ知らないことだらけなんですけどね…。

子供にも、大きくなったら、早いうちに読ませて、若いうちからお金に対してポジティブにさせてあげたいなぁと思います♪


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