【本読んで思う】頑張っているのにうまくいかない人へ
先日、答え合わせのように今の自分に必要な本に出会った。
本を読み続けていると、時々、こういった奇跡のようなことが起こる。
この数日で、ようやく沢山の本に教わったことが、私の中で繋がってきた。
この気づきが、今生きるのが苦しい人や、頑張っても報われないと感じている人の救いになればいいなと思う。
最後に、おすすめしたい本もいくつか挙げてみている。
これまで、たくさんの本を読み、事あるごとに本に救われてきた。
だけど、この半年くらい、いくら本を読んでも晴れない、薄いモヤがずっと心にかかっていた。
それが何なのか、何に対してのモヤモヤなのか、どうすれば晴れるのか、全く分からなかった。
今月に入り、私にとって大きな気づきが3つあった。
そして、1つずつ気づくたびに、心のモヤは晴れていった。
今、そのモヤは完全に晴れている。
大きな気づきのひとつ目は、過去の投稿にも書いた、「幸せを集める」ということ。
こんな想像をした。
私たちは、人生という川の流れの中にいる。
その川を下るときに、「辛い出来事」という流木にぶつかった。
そして、その流木にしがみつき、なんとか川から顔を出している。
だけど、流木にぶつかる前も、川から顔は出ていたはず。
力を抜いて身を流れに委ねることで、顔は自然と浮かんでいた。
「辛い出来事」にしがみつかなくてもいいんだ。
もしかしたら、しがみついている方が、力もいるし、岩などにもぶつかりやすくなるのかもしれない。
私は、力を抜いて「辛い出来事」を手放し、空いた両手で「幸せな記憶」を抱きしめてみた。
川から見える景色は、一気に穏やかで彩り豊かなものに変わった。
気づきのふたつ目は、「当たり前なことは何ひとつない」ということ。
これに気づく前に、ひとつ、「決める」というステップがあった。
「決める」とは、すなわち「覚悟を決める」ということだ。
幸せになりたいと思う。
この時点では、これはただの願望で、偶発的にそうなることを望んでいるに過ぎない。
幸せにならなかったとしても、自分に責任は何ひとつないのだ。
環境が悪かった。あの人が優しくないから。チャンスがなかった。
自分の責任ではないという言い訳はいくらでも出てくる。
私は、幸せに生きる覚悟を決めた。
それは、幸せでない理由を探さないこと。
自分以外の何かのせいにしないこと。
言い訳をしないこと。
被害者ぶらないこと。
つまり、自分の意思で、自分の力で行動しなければならない。
誰かの力を借りたっていい。だけど、助けは自ら求める必要がある。
待っていたって幸せは降ってはこない。
そう決めたら、私の人生に「当たり前」なことは何ひとつなくなった。
自分ひとりの力で、家を用意できるだろうか。電気やガスを生み出せるだろうか。水を運んでこれるだろうか。食べ物を用意できるだろうか。服も、家具も、家電も、本も。
そもそも、私たちは自らの力だけでこの世に生まれ落ちることすらできない。
自分の力なんて、とてもちっぽけなものだ。
だけど、幸せに生きることもできる。
それは、当たり前ではないものが、周りに溢れているからだ。
そして、幸せに生きると決めたからには、全てのことを信頼する必要がある。
これが気づきのみっつ目。
せっかく覚悟を決めて、全てが有難いことだと気づけたのに、日常で起きることをいちいち疑っていては何も始まらない。
私の選択は間違ってはいないだろうか。
こんな出来事があるなんて、私は幸せにはなれないのではないだろうか。
そもそも、私は自分自身を信頼していなかった。
やりたいことがあって、目標がある。
だけど、それをできる自信がないから、自分の中だけの秘密にしているし、あえてそれを一直線に目指すような状況から遠ざかってきた。
世間の中に埋もれて、ひっそりと生きて、もし、実現したら嬉しいな。くらいの気持ちだった。
そのくせ、思い通りにならない日々に、イライラしていた。
なんとおバカなことでしょう。
実はまだ私は自分を信頼しきれていない。
私にはまだ何もないから。
だけど、こんなに有難いものに恵まれている私の人生は、信頼してもいいのかもしれない。
私が選択を間違っても、きっと何者かが正しい道を示してくれる、気づきを与えてくれる。
実際、これまでに苦しい状況から抜け出した時には、なぜかその道から外れなければならないような出来事が立て続けに起きたり、自分の体がもうやめなさいと原因不明の不調として訴えてきたり、ということがあった。
全てを信頼して、目に見えないものからの力を感じるセンサーを養っておくこと。
自分自身の力を信頼しきれていなくても、これならできる。
さて、こうしたことにぼんやりと気づいてきた時に、この本に出会った。
これまでの気づきが、全て書いてあって、言葉になった。
この本に行き着いたのも、自分の「なんか気になる」に従っていった結果。
そして、そうすると思いがけずスムーズに手に入るから不思議。
本を読むことは考えること。
考えることは自分を知ること。
本を読み続けていくと、いつか自分の中の軸が見つかる。
そして、背中を押すのも本。
最後に、モヤが晴れるまでに読んだ本を紹介します。
気になる本は、ぜひ読んでみてください。
こちらの作者の本は以下をだいぶ昔に読んでいた繋がりで読みました。
この本も、当時の私の人格を変えました。
本当は、紹介したい本は他にも沢山あるのですが、直接気づきにつながった本のみご紹介します。
これからも、おすすめしたい本は紹介していきますので、ピンときた本は読んでみてください。