売れる秘密は「クオリティ」と「届け方」のバランスにあった
私、きがわは週末ミュージシャンです。
元々音楽の仕事もしていたこともあり音楽仲間に恵まれ、社会人仲間とそれなりに本格的な”バンド活動”をしています。
⇩こんな感じ⇩
そこでは社会人はもちろん、元プロのミュージシャンもいて、ライブ活動やレコーディングしたりして音楽活動を楽しんでます。
最近の曲は”サビ”から始まる曲が増えてる
先日バンド仲間のギタリストから一言。
ギタリスト「最近の曲って”サビ”から始まる曲多いよね?なんでか知ってる」
私「・・・え、なんだろ」
聞いてみると、「Amazon Music Prime」や「Spotify」「AWA」などの音楽ストリーミングサービスが増えたからだという。
ストリーミングサービスでは、サビから始まるとはいわないまでも「最初の数秒でグッとリスナーの心を掴まないと、どんどん次の曲へ飛ばされてしまうから」ということらしい。
最初の数秒が大事!
言ってしまえば、この原則を知らないと「どんなにいい音楽」を作ってもユーザーに届かないことになる。
元プロのギタリストがいうには、そもそもの音楽の作り方が全く変わってきているというのだ。平たく言うと、いいモノを作った人が勝つ!と言える時代は終わったというのです。
"クオリティ"と"届け方"はセットで考えるべき
ここから分かることは、”クオリティ”と”届け方”はセットであるべき。
クオリティ全振りだと「ただ良い音楽」をつくり、本当に共感してくれた一部のファンのもとに音楽が届くことになるし(これが悪いとは言えないが・・)
届け方ばかりにこだわりすぎると、中身がともなわず拡散したのはいいが、ユーザーに聴かれないということに繋がる。
なので、”クオリティ”と”届け方”の両方を保った形が最も良い形と言えると思う。
※ミュージシャン目線で言うと、「消費者」の目ばかり気にした音楽だと「大衆受けする音楽しか生まれない」というジレンマもあるがここでは言及しないことにする。
我々の仕事に置き換えると
ちなみに考え方は、我々、企業SNSやマーケティング活動を支援する立場でも同じことが言える。
例えば、「とにかく人に興味を持ってもらうために法律ギリギリの広告や、人間の欲望に訴える広告」は、届け方を突き詰めた結果でしょう。
ただそういう広告は、短期的に見られたとしても、長期的に見て成長しているとは言えないと思うし、うさん臭さが際立ち徐々に信用を失っていくのだと思います。
逆にSNSの画像のクオリティが高くても、共感が得られるコンテンツでなければ見られることはない。
やはりSNSでも同じことが言えるのだ。
自分のコンテンツをどんな飛行機に乗せるか
まとめると「自分のこだわりぬいたコンテンツ」をどんな「飛行機」に乗せてあげるかで結果がぐっと変わってくる。ということ。
そのためには、各プラットフォームの特性やアルゴリズムを知らなければいけないし、最適化の方法を知らなければいけない。
もしかしたら、まったく使ったことのない「TikTok」がその商品を広めるためのプラットフォームかもしれないし、これまで当たり前に使っていた「Instagram」がミスマッチなのかもしれない。
インターネットを使ってのコンテンツの届け方は、今後さらにたくさんのプラットフォームが増えて、より高度になっていくと思います。
その時にふと一度立ち返って、「コンテンツがプラットフォームにフィットしているか」「届け方は間違っていないか」常に疑問を持つことが大切かなと思います。
あぁ音楽案件やってみたい🦍(心の声)
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