企画と私の15年をサマってみた。
ライスカレー第二事業戦略部。別名チーム福神漬。
それは日々クライアントのコミュニティについて考えて走ってまた考える…そんな頭脳シャトルランを楽しむ、ちょっと個性的な人たちの集合体である。
社内ではそれなりに知られた存在ではあるものの、10万超のフォロワーを持つ自社メディアチームに比べて一般的な知名度は低い。低いこと砂山のごとし。
それでもいい、クライアントのコミュニティが魅力的なものになっていけば。そう思っていたある日のこと。
優秀すぎるが一緒にランチに行くと必ず一番高いステーキを頼むことで有名なディレクターのT山くんが声をかけてきました。
「アカザワさん、ウチでnoteやりますんでよろしくでぇす!」
「お、おう!」
「ついてはアイウエオ順でアカザワさんトップバッターなんで、よろしくでぇす!初回なんで自己紹介的なサムシングですね!」
自己紹介?的なサムシング…?
私はライスカレーのアカザワ。こっちは空の一升瓶。
見た目は妙齢!心は中2!
違う。そうじゃない(by鈴木雅之)
すると、もう一人の優秀過ぎるが週8で飲みに行くことで有名なオペの木川くんが声を掛けてきた。彼は元消防士なので色々と燃やさないことに定評がある。
「自分、もう書いたんで見ますか?」
・・・(しばし凝視)
めちゃめちゃクオリティ高い!
なんか、とっても仕事をお願いしたくなる自己紹介…。
自己紹介とは、その人の今の仕事ぶりや人柄を想像するためのもの。
そのきっかけとなるタグをちりばめることなんだなあ…。
社会人歴15年くらいで、自分が大事にしてきたことって何だろう。
と、思いめぐらせてたどり着いたのが #企画 。
まだまだ言語化できていないところはありますが、ここはひとつ、「私と企画」の15年をめちゃサマライズするかたちで自己紹介を紡いでいければと思います。
長くなったらゴメンナサイ!というか前段がすでに長い。
(ココから先ももちろん無料で読めます)
🦀アカザワの自己紹介🦀
1984年生まれ、岩手県盛岡市出身。ライスカレー第二事業戦略部部長。
4歳の娘がいるワーママです。経歴はざっくりこんな感じです
①広告・マーケティング系の専門誌の出版社で編集職
②フラッシュアニメやキャラクタービジネスのベンチャー企業でライツ部門を立ち上げ
③人材&総合メディアの企業で企業の採用広報をプロデュース(途中2年休職して家庭の事情でアメリカにいきました)
④ライスカレー入社 企画提案進行マネジメント何でもやります
企画に恋するだけでは、企画は一生うまくならない。
20代のころの私はまさに「企画やりてぇ、うまくなりてぇ…」
と思いながら仕事をしていました。
もっと企画やりたいので転職します、とか普通に言っていた…恥ずかしくて死ぬ。。
今なら言えます。企画というものをまずはちゃんと捉えなさいと。
誰かを目的の方向に動かすためにたくらむこと、それが企画だと思います。
それはハッピーな企みであり、その実は創造的でもありますが、緻密な作業でもある。
そして企画がうまくなるためには、企画に対して本気で向き合わないといけない…。
企画ってカッコいい!で止まっていた、当時のワタシが企画に向き合うきっかけになったのが、前職(③の会社)で出会ったある先輩の一言でした
「お絵描きはいいから、ちゃんと企画を考えて!」
前職で、私は大手のプロデュースチームに配属されました。
これで企画できる!とウキウキしていた矢先、先輩にコンペのアイデア出しに呼ばれます。
とりあえず言語化は難しいからイメージを持って行こう。
何か面白いアイデアないかな…そう思っていくつかイメージラフを持って行ったのですが、
そこでもらった一言が冒頭のものです。
そうです。私は「面白い企画」というものばかりにとらわれて、
トンチンカンなアイデアばかりを量産して持って行ったのでした…。
その企画はクライアントの課題を解決するものなのか?
クライアントの社内を通り、実現し、その先の人を動かせるリアリティを持っているか?
アイデアは空から降ってくるのではなく、課題解決の道筋を粘って粘って考えた人に与えられる思考回路から生まれるものなのだと思います。
SNSの企画者は、ストーリーテラーである。
前職ではWEB、パンフレット、映像、イベントなどなどいろいろなツールや施策の企画・提案・進行を行ってきました。
企画を立て、クライアントを通し、クリエイティブパートナーと三者で一緒に作っていく仕事を通して、企画に対する思考回路はかなり鍛えられたなあと思っています。
一方、今ライスカレーでコミュニティの仕事をしてみると、
求められる企画の要件というのがずいぶん異なることも実感します。
納品型の企画においては、クリエイティブの力を最大化することはとても大事です。
一方で、コミュニティにおける企画は、美しい絵を形にすること以上に、フォロワーと一緒に物語を作っていけるかが命です。
まさに、SNSの企画は生き物。
フォロワーと一緒に作る物語のスタート地点と、設定を決めること。
それを調整しながら、コミュニティの体温を高めていくこと。
これは、圧倒的に難易度が高いと思っています。
だからこそ、到達してみたい。
最初に企画はたくらみ、と書きましたが
クライアントへの、フォロワーへの「ギフト」でもあると思います。
より良いギフトがお届けできるように、色々と考えたこと、出会った事例などをnoteでご紹介していければ。
また近々、お会いしましょう!
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
今後もコミュニティマーケティングに関することや日々の雑事、あなたのお役にたてる記事を投稿していきますので、スキ・コメント・フォローをよろしくお願いします♪
-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-