お酒のコーディネイター安井郁子のこれから
こんにちは、お酒のコーディネイター安井郁子です。
記事を読んでくださる方、応援してくださる方、いつもありがとうございます。
皆様の温かいお言葉とお心遣い、お力添えをいただき、過ごしてきた酒類業界人生。
今日は、安井郁子のこれまでのキャリアを振り返り、今後の活動に関してもご案内させていただきます。
ご報告
まず、ご報告することとして、
2009年より入社した、大星岡村(総合酒類卸)を、卒業をさせていただきました。
この岐路で、いったん気持ち的には初心に戻り、陳腐化したと思はれる分野の知識や経験をリスキリングし、また、介護などでなおざりにしてきた自分自身の体のメンテナンス等も行い、リフレッシュしたいと思っています。
そして、数十年にわたり培ってきた経験に+αした形で、今後も引き続き酒類(及びノンアルコール飲料)にかかわる仕事をすることで、何らかの形で少しでも酒類業界や社会において、貢献をさせていただくことができたら、恩返しができたらと、思っております。
新規事業とのコラボ等、スポットでも、ご用命の際にはお声がけくださいませ。
以前よりご依頼いただいている 一般社団法人日本ソムリエ協会執行役員として、「國酒チーム」の活動は引き続き担当をさせていただきます。
「日本の伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録され、ますます注目される「日本酒」「本格焼酎、琉球泡盛」。今後も、普及、啓蒙活動も行ってまいります。
◆今までの酒類業界での活動◆
大学卒業後メルシャン本社輸入酒部に入社。その後、フリーのワインコーディネイターとして、フランス食品振興会、ハンガリー大使館、スペイン大使館がらみの、ワインのイベント、プロモーション活動を行ってまいりました。
また、同時に、ソムリエ田崎真也氏(現日本ソムリエ協会会長)の元、若手ソムリエ育成セミナーの事務局としても、四半世紀にわたり運営を担当させていただきました。
ワインから入った酒類業界でしたが、もともと祖父母の出身も造り酒屋だったり、親族も総合酒類卸を営んでおり、同じ醸造酒である ”日本酒” に関しては、ただならぬ興味もあり、その後は日本酒への活動へシフトしていくようになります。
やがて、親族の経営する「日本酒地酒にこだわりの強い酒類総合卸・大星岡村」に入社し、15年にわたり企画、販促、マーケティングや広報等を担い、今年で卒業致しました。
今後は、再びフリーな立場で、活動してまいります。
一般社団法人日本ソムリエ協会の活動としては、國酒を広めるプロジェクトに参画し、君嶋副会長等とともに、國酒チームとして、SAKE DIPLOMA資格の立ち上げにかかわってまいりましたが、今後も引き続き、担当させていただきます。
実は…
最後に、、、
お酒の仕事をしておりますが、実はお酒には強くない体質なんです…。試飲会等でも顔が赤くなってしまいます。
どんなに飲んでも(試飲しても)強い人、そして、きちんとコントロールできる人がうらやましいです。
お酒の量は飲めませんが、テイスティングに関しては、何十、何百のお酒を試飲していくなか、香りをかぎ、味わったあとは、吐き出しながら進めていきますので、何とかスキルを維持してきました。それでも、もちろん、少しは飲みますし、吐き出しても舌から吸収はされているので、顔は赤くなってしまいます。
食事中となると、テイスティングではないので、何種類ものペアリングのお酒を全部は飲み切れず残しがちで、いつも申し訳なく思っております。
で、小休止をするときにも、ただのソフトドリンクではない、深い趣があり、ペアリングをしても満足感のある低アルコール、ノンアルコール飲料もほしく既存のものではない新しい香味の商品開発にも関心があります。
心躍る飲酒も健康あってのもの。
酒類業界に携わる皆様、お酒を愛する皆様、宴席の多い年末年始に、お体大切に、健やかなお酒ライフをおすごしくださいませ。
◆飲料関係取得資格◆
・ソムリエ(一般社団法人日本ソムリエ協会認定)
・ティーインストラクター(日本紅茶協会認定)
・利酒師(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定)
・日本酒学講師(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会認定)
・ビアー&スピリッツアドバイザー(日本ワインコーディネーター協会認定)
・酒匠(日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会)
・中国酒類鑑定士(中国酒類飲料研究会)
・利酒マイスター(公益財団法人日本醸造協会)
・清酒専門評価者 官能試験の部合格。(独立行政法人酒類総合研究所)
・J.S.A SAKE DIPLOMA (一般社団法人日本ソムリエ協会)
◆審査員◆
2014年 第13回全米歓評会
ホノルルにてJOY OF SAKE 出展酒を審査
2017年 東京国税局酒類鑑評会の2次審査において審査員として参加。
2018年 全国燗酒コンテストの審査員として参加。
2018年 東京国税局酒類鑑評会の2次審査において審査員として参加。
2023年 第1回 美酒コンクール審査
2024年 第2回 美酒コンクール審査