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映画『裏切りのサーカス』 素晴らしい解説へのリンク貼り。

8年くらい前に観ましたけど、意味不明で。。

最後に「犯人はこの人でした〜」って種明かしをされたシーンでも
今まで何をやっていたのかほっっとんどわかっていなかったので「きょとん」でした。。

いやいやジャーンって出てこられても(笑)って思ってました。

でも、でも、でも、でも、素晴らしかった。。

何でなのかわかんないけど、素晴らしいと思った。

これが映画のマジックかぁと思った記憶。


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その5年後くらいに家で観直してみようと思ったんですが、すぐに就寝。

字幕が苦手なんすよね。。
知らないカタカナ語が出てくるとパニックになって、次の情報が整理できなくなる。。


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で、
今日AmazonPrimeにて吹き替えを観ました。
すごい。
内容がスルスル入ってくる!

嘘つきました。
二重スパイの大体の流れがやっとわかった程度です。

しかもゲイが1人いたことを知ってびっくりしました。
(全然いいんですけど、存在に気づいてなかったことにびっくりしまして…)

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で、観終わった後もう一回再生しました。

本日2回目(通算3回目!)


英国情報部(サーカス)がいかにコケにされているか、とか、ウィッチクラフト作戦とか、が何となくわかってきました。


そしてまたびっくり!まだまだゲイがいたじゃないっ!
(全然いいんですけど、存在に気づいてなかったことにびっくりしまして…)

***


3回観ても「あれはどういうこと?」という謎が6億個あったので
「裏切りのサーカス ネタバレ」で検索しました!


伊藤敏朗さんによる素晴らしい解説。


よくわかる 『裏切りのサーカス』 全解説 【再改訂版】

http://www.rsch.tuis.ac.jp/~ito/research/TTSS_description/TTSS_description.htm


と出会うことができました(涙)。

そして読みました。
全部読むのに2時間かかりました。

きっと書くのには8時間くらいかかったことでしょう。

しかも、これを読んで読者(映画鑑賞者)から情報が来るようで、何度か情報がアップデートされていまして、そこもなんか映画愛好家たちの愛を感じてちょっとグッと泣けてきました。


この記事がnoteにアップされていたとしたら、3000円はサポートしなければならない内容ですよ。


***


1回目観たときの「きょとん」問題についても優しく受け止めてくださっているし、
スマイリーとご自分を重ねた自己開示もなんか泣けるし
原作との比較も随所にあって
『裏切りのサーカス』への熱量がハンパない。


僕が1回目に観たときに、意味もわかってないくせに圧倒され魅了されたのは間違いじゃなかったんだと思わせてくれました。

実際、今日2回立て続けに観たほどに、やはり素晴らしい魅力を放つ映画。


***

僕が何か書くより

http://www.rsch.tuis.ac.jp/~ito/research/TTSS_description/TTSS_description.htm

こちらのリンクを貼っておく方が数倍も価値があることだと思いますので、
以上で失礼いたします。


***


不思議なゲイ臭ムンムン問題は以下に書きますよ。



スマイリーがスイスイと泳いでる池がありますが、あれはイギリスでは有名な〝ゲイ池〟だそうで。。

男に男の愛人がいることもそんなに特別なものとして描いていない。
めっちゃくちゃ隠してる感もない。

「彼らは一心同体だった」って女性の仲間にバレバレだったわけでしょう。

この映画に出てくる男たちの正確なセクシュアリティが何なのかわかりませんが。

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ノンケ男性による男同士のほとんどLOVEでしょうよってな関係って、映画にはよく出てくる。

撮る側にも観る側にも憧れがあるとしか思えないんですけど、僕これイマイチわかんないんですよね。。

明らかに友情を超えたねっとりとした情愛。
そこに嫉妬が絡んで、たまに殺人なんか起きたりしてって。

この種の映画よくありますね。

セクシュアリティに関与しないこうした関係、感情への、密かな憧れ、があるとしか思えない。

別に全っっっっっっっっ然いいんですけどね。

なんか大っぴらにはされてないけど
小説や映画の世界になると意外とそこらじゅうに転がっていたり、匂わされていたり。。

何なんすかね。

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