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日本映画

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1937年の日本映画『この父に罪ありや』名優小杉勇を堪能

国立アーカイブでの『没後50年 映画監督 田坂具隆』での企画上映があって 僕もこの機会にこの…

国策映画&無声映画&モノクロ映画『警察官』(1933)ラストネタバレあり

1927年にアメリカでは『ジャズシンガー』が初のトーキー映画として上映される。 日本では19…

残虐性はかなり低くしてる 映画『福田村事件』

「朝鮮人とウチらどっちが下なんじゃ?」by穢多の男 「どうして大きな声でやめろって叫んで…

ウルルン滞在記?『PERFECT DAYS』(2023)

ウルルン滞在記? 「東京でぇつつましやかな生活をぉしてみたぁ」(by 下條アトム) ** う…

体験者の証言が無駄にならないように 『ドキュメンタリー 沖縄戦 知られざる悲しみの…

ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶(2019年製作の映画) 上映日:2020年07月25…

国策映画とは何か。映画『五人の斥候兵』(1938)

国策映画とは何か。人はなぜ戦争映画を見るのか。 『関心領域』を観て喰らってしまって、迷い…

ドキュメンタリー映画『“死刑囚”に会い続ける男』なぜ人は人を殺すのか・殺せるのか

監督はTBS報道局記者の西村匡史 (にしむらまさし)さん 西村さんといえば、西ピーの愛称で TBSのYouTube番組『WORLD NOW』でなかなかの天然&のびのび感&誠実さを醸している方。 【【WORLD NOW】“森と湖の国”フィンランド・ヘルシンキから生配信 おしゃれな北欧の街をぶらり ロシア脅威でNATO加盟に向けて加速も| https://www.youtube.com/live/dM9-T3jTHaE?si=1z0PDB3MtqSLEQMu 】 ↑ WO

これ観て戦意高揚できる? 国策映画『土と兵隊』(1939年)

「国策映画ってそもそも何だ?」というフェーズ 先日『関心領域』を観て以降(まだ感想書け…

死に近い人間の… 映画『生きる』ラストネタバレあり

『生きる LIVING』を先に見まして 元のこちらも観ねば、と。主役の渡邊は無為に生きてきたた、…

傑作ドキュメンタリー映画『94歳のゲイ』上映中!

傑作ドキュメンタリー! すごかった。。 お堅い文化人類学的映画かと思ったら (社会問題を描…

映画『市子』ネタバレあり

船の甲板の上で大事な写真見ないで欲しい。 風で飛んじゃうかもしれないし 風で飛んだら海に落…

痛烈な皮肉とユーモア&アオハル 弩級の反戦映画『肉弾』

特攻の出撃命令を受けた"アイツ"は、その時21歳6ヶ月。 出撃を明日に控えた〝アイツ〟は最後の…

ドキュメンタリー映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』

「もう一度、国の運命と自分の運命がリンクしているという、ある種の陶酔感、高揚感みたいなも…

不発性を受け入れる 映画『独立少年合唱団』

「自分の手であの戦争を裁かなかったんだ そんな国で何にも起こるわけないんだよ 何にも起こらないで ゆっくり発狂していくんだ」 ** VHSしかなくてずっっと観れずにいた『独立少年合唱団』。 『いつか読書する日』の緒方明監督作!! 長年待ちすぎて期待が高すぎた??? ** 外国映画と思って観たらとても興味深いし雰囲気もあります。 下手したらクーリンチェ感もあるかも。 ただ女性(女学生)の扱いがドン引きだし 全共闘についてもよく知らないので、、 話についていけない。