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南青山で味わえる福井の味「ボルガライス」 オムライス×トンカツ×デミグラスは絶品な組み合わせのうまうまだった!

福井名物「ボルガライス」とは?

福井県発祥の「ボルガライス」、福井の人々に長年愛されてきたちょっと変わったご当地グルメです。

昭和時代に越前市で誕生したと言われ、その成り立ちには諸説ありますが、特に人気を集める理由のひとつは、オムライスにトンカツを乗せ、デミグラスソースをかけるという豪華な組み合わせです。
洋食と和食の要素が絶妙に融合し、食べ応えのある一皿に仕上がっています。カジュアルな食堂やレストランで提供され、家庭的でありながら贅沢な味わいが楽しめる、福井の風土と人々の気持ちが込められた一品です。

ボルガライスの最大の魅力は、オムライス、トンカツ、そしてデミグラスソースの3つが織りなす絶妙なハーモニー。
ほんのり甘みがありながらも酸味が効いたチキンライスを、ふわふわで優しい味わいの卵が包み込んだオムライスは、口当たりが柔らかくまろやかです。
さらに、サクサクの衣で揚げられたジューシーなトンカツが、程よいボリューム感とともに満足感を引き立てます。
仕上げには、濃厚でコクのあるデミグラスソースがたっぷりとかけられ、全体を一つにまとめる役割を果たします。

このそれぞれがベタな家庭的な味であるようで、豪華に組み合わさったハーモニーが最大の魅力です。

東京ではまだ珍しい「ボルガライス」

ボルガライスは、ご当地グルメとして福井では有名ですが、東京ではまだ知名度が低く、多くの人にはなじみの薄い料理です。
福井県では、ボリューム満点の味わいで地元の家庭や食堂で親しまれてきましたが、東京では限られた店舗でしか提供されていません。

そのため、ボルガライスを知る機会も少ないですが、近年はご当地グルメとしての注目が高まり、全国のレストランやイベントを通じて少しずつ福井の味が広がってきました。
特に福井県のアンテナショップなど、地元の味を体験できる場では、「ボルガライス」という響きそのものが興味を引き、多くの人が一度は試してみたいと感じています。

本場の福井に出向いてもらうのも良いのですが、東京にいながらにして福井の味を楽しめる貴重な機会として、ボルガライスはその価値を一層輝かせているのです。

南青山「Cultive291」のボルガライス

福井のアンテナショップ「ふくい南青山291」の1F「Cultive 291」では、福井の食材を使った、いちほまれのおにぎり、甘海老カレー、塩麹のからあげなど、様々なメニューを出していますが、2024年、満を持して「ボルガライス」がラインアップされました。

Cultive291 店内

東京ではあまり食べられるところが少ない「ボルガライス」が、南青山で食べることができます。
福井のアンテナショップだからこそ、福井の本格的なボルガライスが味わえるまたとない機会です。

ボルガライスを食べてみる

ふくい南青山291「Cultive 291」のボルガライスは、見た目も綺麗ですが、それにしても、オムライスにどんと乗ったトンカツは迫力満点。
食べる前から興味をそそられます。

ソースが2種類。コクがあって濃厚な味を楽しめる「リッチデミグラス」と甘く優しい味で、どんどん食べ薦められる「スイートデミグラス」。
ひと口ひと口にずっしりと味わいが乗ってくるリッチも良いのですが、個人的には、このボリュームでもするすると口の中に入っていく、スイートデミグラスソースがお気に入り。

ボルガライスには、ビーフカツを使ったものや、肉厚のトンカツを使ったものもありますが、薄い衣のサクサクのトンカツが福井らしい印象です。
サクッと音を立てて、デミグラスソースに絡み合う食感がよく、ジューシーな肉の旨味をひきたてます。

ふわふわの薄焼きの卵の中には、優しい甘辛味のチキンライス。
ガツンとパンチのあるソース、食べ応えのあるトンカツに対して、包み込むように優しい味で、この調和がボルガライスの醍醐味です。

南青山で味わえる福井の味「ボルガライス」

遠く福井まで足を運ばなくても、東京・南青山で福井の味わい「ボルガライス」を楽しむことができます。

ふわふわの卵、ジューシーなトンカツ、オムライスに絡む濃厚なデミグラスソースが一体となり、満足感あふれる食体験は必見。
「福井にこんな美味しいご当地グルメがあったんだ!」と驚くこと間違いなし。

東京にいながら、福井の魅力をじかに感じることができる絶好のチャンス。ぜひとも、ボルガライスを通じて、福井県の食の魅力に触れてみませんか?