ひかたに素麺

言葉に出来ない感情は、晴れない憂鬱は、 本当に「死にたい」なのだろうか。 簡単な言葉を選びすぎる僕と向き合うためのメモのような日記

ひかたに素麺

言葉に出来ない感情は、晴れない憂鬱は、 本当に「死にたい」なのだろうか。 簡単な言葉を選びすぎる僕と向き合うためのメモのような日記

最近の記事

精神科に入院していること

私は今月6日から精神病棟に入院している。 入院を決めたのは、日常に蔓延する 死にたさ をどうにかしたいと思ったからだ。 最初の1週間、同棲している彼氏と会えない事や、 慣れない入院生活のせいで毎日号泣していた。 しかし、入院してから2週間、 死にたい気持ち 希死念慮が全く無くなっていた。 毎日生き生きとしていられる。 正直、退院の日が待ち遠しいが、 入院して良かった と思っている。

    • 植物

      サボテンや花の絵が描かれたポスターを部屋に飾っていた。 黄ばんだのは 辞められない煙草のせい。 君と僕が染み込んだ清潔とは言えない愛しいベッドの染み。 多すぎるシックミュージック。 大きすぎる君の声。 我儘も憂鬱も川のように涼しく許してくれた君。 時間を気にせずかき鳴らしたあの歌。

      • なかなか暮れない夏の夕暮れ

        登場人物と、稔の読んでいる小説の内容を挟みながら進んでゆく物語。 まるで本の中に本があるみたい。 現実世界は無機質に淡々と過ぎてゆく日々、 小説の中の小説の内容やオチが気になって仕方なかった。 そうだな、私の日常も淡々と過ぎて行き、 周りの人々もそれぞれの暮らしを生きているのだ。 ああ、普通なんてくそくらえだ。

        • あの子が幸せならいいなあ

          あの子が幸せならいいなあ 弱虫なあの子が。 いつでも、すぐに飛んでいってしまいそう 私は分からなかった 君と遊んで居たいだけ 君と、居たいだけ そんな単純な欲は、あの子を傷つけてしまったのかもしれない。 私は、大好きな散歩をあの子ともした。 パピコは、すきな人と分け合うものだ。 私にとっての すき には 色んな意味がある。 そんな すき で、傷付けたのかもしれない。 好きでもないパンケーキはやっぱり甘すぎて、 美味しかった。     今何してる

          僕の住む街は海が大きい。 こんなこと言っても、どこだって海は大きいが、 僕の町の海は大きい と言っておきたいのだ。 真夜中、音楽を聴きながら海沿いを歩くのが好きだ。 夜が好きなのか、海が好きなのか、散歩が好きなのか、はたまた音楽が好きなのか分からないが、 多分、全部好きだ。 それらを詰め込んで歩くことが堪らなく好きだったし、 歩く気力のある、元気で、ちょっぴり偉い日の自分が好きだ。 海君。

          歌えたら

          歌えたらいいなあ と思います 私の周りには 音楽が沢山あって 私は特にそれが好きだからです 歌えたら 私は友達や恋人の才能や性質をひどく羨むことがあります たまに、愛している人に対して とても悔しく思う事があります 皆、本当に皆カッコ良いのです。 きっとそれは、 私の周りにある、一番素敵なものです。

          私の死にたみ

          私の死にたみ(苦しみ)ともいう。 人見知りな部分もあるが、人並みに明るく振る舞うことができる。 趣味もあるし恋もする大切な友達や家族がいる。 しかし、 僕にはたまに、死にたくなる夜と言うのがやってくる。 あいつは確か中学の頃からいて、 今もやっかいでたまにやってくる。 そんな時僕は真夜中を歩く。 ただ、私の死にたみには理由がなかった。 今も分からない。 説明が出来ない。 理由が無い(分からない)事が苦しかった。 今日はどうやって刃物を持つことをやめよう

          私の死にたみ

          あの子が好きだった。

          あの子はとても可愛かった 身長はそんなに高くない 制服の青いチェックなスカートから見える足首からふくらはぎにかけては、すらっと真っ直ぐに伸びていて、真っ白だ。 なんだか心配になってしまいそうなくらい。 そんなすらっとして身体付きに反して、 その顔はもっちりしていた。 ほっぺたは、ふっくらと笑う。 あの子の目が好きだ。 まつ毛は儚く下を向いていて、 私はなかなか目を合わせられなかったのに、 その瞳には一瞬で吸い込まれる。 私はあの子が好きだった。 同じ椅

          あの子が好きだった。

          自傷行為について

          わたしは、手首を切って 自ら血を流すことを、一度も悪いと思ったことがない。 手首を切る 足を切る、通称リスカ、レグカ そして自傷行為は、分かりやすいこれら だけではない。 ピアスを空けたり、唇の皮を剥いたり、髪の毛を抜いてみるのだって、分かりにくいが、実は自傷行為の1つだと言われていたりする。 たまに、Twitterで そういう画像 を見かける。 浅いやつ も 深いやつ  も見かける。 血まみれのやつ も 薄ら赤いやつ  も。 それらは、1つ残らずどれらも、ヤバ

          自傷行為について

          力の無い愛する人の言葉を聞く度に

          俺はね死ねるよって思うのさ andymoriの中でも特に好きな曲です。 どこか、さびしそうな顔をして、力の抜けた言葉を呟く恋人を見つけました。 あの人は、悲しい顔なんて、ほとんど見せてくれないのです。 ですからあの人が悲しい時は、私もほんとうに悲しいのです。 特に、なんてことは ありません。 今、この御時世、悲しくない人の方が少ないのでしょう。世界に今、靄がかかって上手く見えないのですね。悲しいけれど。 ここからは本当に独り言ですが、 たとえば、感染病のなか、

          力の無い愛する人の言葉を聞く度に

          精神科からの帰り道には桜が咲いている。

          精神科に行ってきた。 久しぶりに、と言いたいけれど今日も、精神科に行ってきた。 今回は、最近酷く寝つきが悪いこと等色々、先生に話してきた。(まあ書くのもなんだか今日は面倒なので詳しいことは書かない。)  先生と1対1で上手く話す自信がなかった私は、恋人を連れ添って入室し、話した。 先生は優しい。恋人も優しい。看護師も薬剤師も。私が顔を見せれば、それがどんなに暗くひどい面であろうと、お大事にと微笑む。 そういう世界なのだ。精神科は不思議な世界だ。 優しい世界。少々気味悪

          精神科からの帰り道には桜が咲いている。

          死にたいけどショートカットは似合う

          三日前に髪を切った。 相変わらず、外に出るのも電車に乗るのも人と会うのも億劫な毎日だ。(この病気?症状?についてはまた後に書こうかな) で、そんな毎日だがある日、恋人が二人同じ時間に美容室を予約してくれた。最近髪を切りたいねと話してはいたが、心と体が弱弱マンでずるずると、結局まだ行けていなかったんだ。 わたしの恋人は、小さくとも しあわせ と思うための瞬間を、いつも、作ろうとしてくれる。 久しぶりに化粧をした。 わたしは、化粧したり今日の服装に悩んだり、お洒落すること

          死にたいけどショートカットは似合う

          日記にも足りないほどの独り言を書いてみようか

          今日も何もしなかった。 今日も何も出来なかった。 立派にご飯は食べますけど。 音楽を流してみたり洗濯物を干してみたりした。 それだけ。そりゃ不眠症にもなる。 今猛威を振るう感染病とか関係なしに私は引きこもっていた。 最近、ムカムカしてなんだか気持ち悪い。 少し前までは、ポテチの頻度(粗品)でたばこをスパスパ吸っていたけど、今は半分くらいまで吸って気持ち悪くなってしまう。 なんだか悲しい。寂しい。虚しい? こういう、冷たい匂いがしそうな言葉だけは、なぜかすぐ頭

          日記にも足りないほどの独り言を書いてみようか