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間借りでカフェを始めます②

こんばんわ。昨日のつづきです。
さくっと昨日で終わらそうと思ったのに、長くなってしまった…!笑

カフェで働き始めて1年が経ちました
そろそろ次のステップに行きたいなぁ。
自分のお店を持つために、次は何をすべきか考えた。
私の場合、何年も資金を貯めていたとか、計画的なものではなかったので、資金もなく、いきなりお店を持つことはまず無理だと思った。
ではどんなルートがあるのだろう?


お店を持つために
・間借り
・シェアカフェ
・レンタルキッチン(作ったお菓子をマルシェなどで販売)
・クラウドファンディング
・空き家物件

調べた結果このあたりで検討。
ルートは狭めず、色々な可能性を考えながら、それぞれ動いてみて、感触の良い道で進めようと思った。正直、運やタイミングもあると思った。気になる先には問い合わせしたり、情報が手に入るサイトに登録したり、仕事の合間に地道に続けた。同時に、経営の勉強や飲食業界の情報、メニューを考えたり試作もした。行き詰っているのか、進んでいるのか、よく分からない日々で、正直結構焦ったり、イライラする時もあった。

なんとなく
続けるうちレンタルキッチンか間借りで進めていけそうな感覚があった。どちらもいきなり開業するよりリスクと費用は抑えられる。経験も積めるし私向きだと思った。
「レンタルキッチン」については1時間いくらとか、費用を払えば借りられるので申し込めばOKという所がほとんど。
ただ、「間借り」に関しては、貸す側の条件に当てはまり、かつ、実際会ってみて人柄や計画性などその店から総合的にOKをもらえないとダメなケースが多いような感じだった。また、借りる側も、店の雰囲気や使えるスペースや機材、料金や、使用可能な時間帯、曜日など、そもそも自分のやりたい店ができるのか、判断する必要があった。双方の条件が合うとなると中々見つけるのは大変だとも感じた。

そしてようやく
小田原で間借りさせてもらえる先を見つけた。この頃、アポイントを取っては、開業までの計画や店のコンセプトなどまとめた自作の資料を持って、昔の営業みたいに一人で足で探していた。
見つけた小田原のお店は、何より店主の人柄が素敵すぎた。
店を始めたい若い人を応援したいと、相場よりかなり安い間借し条件だった。私は話すのが苦手で、かなり拙いプレゼンだったと思うのに真剣に聞いてくれて、「こんな店で良ければ使ってやってください」と笑顔で言ってくれた。また、実際に間借りの店をOpenさせる時は、そのお店のSNSで告知したり、店内にチラシを置いたりなど協力してくれるとのこと。その上、openまでの間、わたしの時間があるときにそのお店のホール業務をしてみる?と提案してくれた(しかも有給で賄い付…)。雰囲気に慣れたり、常連さんに紹介してくれるとのこと。また、私のスイーツを店でお試し販売してもいいよと言ってくれた(しかも売上は全額いいよと…)。

人柄が素敵すぎる店主
一旦それらのありがたすぎるお話を持ち帰りクールダウン。
一晩考えて、都合がつく土曜日はホールをやらせてもらうことに決めた。
実際働いてみて、一層店主の人柄のすごさを感じた。本当に、常連さんたちに「この子、来年からうちで日曜にお店やるから来てね」と紹介してくれた。ほかのスタッフから聞いた話だが、近所の人たちの手伝いをよく無償でしてあげるとのこと。水道の不具合や、ちょっとした力仕事、その店主にできることはなんでも協力してあげてるそう。実際、あるお客さんが帰り際店主に「この前は水道直してもらってありがとうございました!」とお礼を言って帰ったり・・・。お店の一角に、障碍者施設の人たちが作ったパンの販売コーナーを設けたり、地域のマルシェでの売れ残りに困っている知り合いの農家さんの野菜販売をしてあげたり、趣味で編みぐるみをしている常連さんの作品をボトルキープ用に販売してあげたり。。。挙げたらキリがない…笑。とにもかくにも、地域の人たちに深く愛されているお店だった。こんなお店に間借りできることをとても嬉しく思った。

また長くなってしまった!笑
今日はここまでにします~



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