29歳の転職は天国？地獄？

29歳
思い切って転職した5月から、はや１ヶ月
なんともスピード感のある日常な事か

新卒で入社した大手医薬品会社で7年培って来た営業経験やスキルはどこまで今回のITベンチャー企業で通用するのか、ドキドキとワクワクのスタートだった。

あれから3週間

会社の決まり事であったり、それこそ服装や勤務時間や場所、人間関係など全てをリセットして始まった。

中途入社の同期もいるが年齢はもちろんバラバラ

同期で29歳は真ん中だった　
社内の管理職の人は歳下や同じ歳くらいだった

前職であればまだまだ年功序列の風潮が強かった為、20代での管理職は遠い道のりだった

管理職になるにはもちろん茨の道である事は承知の上だが、もっと早く転職すれば良かったとさえ思った（年齢だけの判断の場合）

ある程度ルールが決まっていた（コンプラ含め）大手企業よりかなり大雑把なベンチャー企業に驚きとどこか清々しさを感じた。

この投稿では大手とベンチャーのいい所と、その逆のあまり良くない所を経験者として書き、読者の参考になれば嬉しい（読者がいればの話だが）

大手からベンチャーに転職して思ったのは、やはり大手は交通整備がある程度しっかりしているという事、
良くも悪くも捉えられるが、福利厚生であったり、コンプラ意識は流石だったなと退社して改めて感じた。
まず労働時間に関してはPCのログ確認が入るくらいな為、当然サービス残業は存在しない。（自身の経験上）なので定時で帰るのは当たり前で、むしろ残業をする際は何に時間をどれくらい使うのか、どの業務が終わってないから残業するのかを上長に報告が必要だった。
その為月の残業時間は平均8時間程だった。
上司の飲みの誘いを拘束時間と換算しなければの話だが　笑

36協定もしっかりしていたし、パワハラ、モラハラ、セクハラなどあらゆる観点から自身の振る舞いに問題はないかを問う研修（動画）もあった。

残業に関して唯一おかしいと思っていたのは、中には36協定を超えて一筆書いて上長承認を得て残業60時間や70時間している人もいたが、遅くまで会社に残ってる＝頑張ってる人
みたいな構図になり、昇進する場合がある。

これに関してはむしろ残業代なく成果を出しても、「あいつはいつも定時で帰るよな」っていう謎の評価があり、本来評価されるべき人がどっちなのかよくわからなくなる。

残業代がなく成果を出す人が高評価だと思うが、会社に残ってる人は見た感じ「あいつ遅くまで頑張ってるよなぁ」となるのでその辺の評価軸は難しい

チンタラ仕事して残業代？おまけに社内評価が良いだと？

という少々怒りの感情が湧くのが欠点。
もちろんちゃんと仕事してる人もいるとは思うが、、、

管理職の人程早く帰るべきなのだ

その点ベンチャー企業に転職して、残業代の概念がない　笑

PCのログチェックももちろんない、何時まで仕事してもOK 笑
ただ残業代としては出ないので、これをどう感じるかは人それぞれ

服装に関してはかなり緩くなった

服装はTシャツにジャケットで大丈夫だし、スニーカーでも問題ない。
もちろんスーツでもオーケー
流石ベンチャーといった所
内勤に関しては髪型、色も自由
めっちゃ最高だなと思ってる

社内にウォーターサーバーがあり、自販機やお弁当は社割で購入出来る。

これに関しては大手も似たような事はあった

ベンチャーのいいなと思ったのは兎に角スピードが命って感じがかなり伝わってくる
年齢層が若い事もあり、思いっきり仕事するぞーって感じが業績の急上昇に繋がってるなと感じる。

大手のように定年間近で自分は責任取りたくないから、案件は通さず、現状維持で変化を求めないで適当に仕事をする様な人は当たり前だかベンチャーには存在しない

少し悪く書いてしまったが自社の話ではなく、他社の大手企業である話

ベンチャーは兎に角変化しまくる。良い方向に行くのであればルールはどんどん変えていく

このスピード感を味わいたい人はベンチャー向きだと思う。

大手にいて良かったのは社会的信頼度だと思う。

安定している風にみられる為、金融機関からの信頼はある。
29歳（社会人7年目）であれば結婚して家を買う人も多少出てくると思う。
大手の信頼度の本領発揮はローンを組む時だ。

家、車など大金が必要な買い物の際、ローンというモノに頼る場合は通りやすい。（もちろん借金などがない前提の話）

※ベンチャーだから通らないという訳ではない

大手にいた頃は社内連絡がメールの為、わざわざかしこまった文章を作ったり、役職をつけたりなどかなり面倒で時間の無駄だった
それに比べてベンチャーはチャットに近い感じでさん付け呼びだし、なんならスタンプで返すのもありな為、時短にもなるし既読がついたかもわかるし、かなりスピードも早くやりとり出来る為便利

○○課長
お疲れ様です。
先日依頼しました○○の件ですが、明日の15時までに御承認頂きたく存じます。
大変お忙しい中恐縮では御座いますが何卒宜しくお願い申し上げます。

↑
これがベンチャーの場合

○○さん
○○の件、明日15時までに承認お願いー

などめっちゃ簡略化される　笑

なんて素晴らしいんだ　笑

まとめ

大手のいい所
①働く上での交通整備は整っている
②社会的信頼度
③福利厚生の充実

ベンチャーのいい所
①圧倒的スピード感
②成果を出す為に必要であれば即変化する
③服装など自由に近い（兎に角若い　笑）

どっちがいいという話ではなく、どっちもいい

どっちを自分が求めている環境なのか

やりたい事があるのかで決めたらいいと思う。

長くなったが少しでも参考になれば嬉しい。