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美鳥ちゃんはそれぞれの「yes」?〜いちばん好きな花〜私的雑感
春木椿(松下洸平)
この人の優しい佇まいや声がぴったり。
はまりすぎて次のドラマに影響しないかちょっと心配になるくらい
歌もうまくて多彩
潮ゆくえ(多部未華子)
ドラマ 鹿男あおによしでみたのが初めてだったと思う
日本人らしいキリッとした目がとても印象的でいまも覚えている
深雪夜々(今田美桜)
地元福岡出身だし、目がとんでもなく大きい
可愛くて誤解されるという嫌味なセリフもこの人なら許せる
佐藤紅葉(神尾楓珠)
随分前に父親から虐待される子供の役をしていたと思う
その時の鋭い眼が美しい顔と一緒に印象的だった
、、、と、ドラマとは関係ない感想
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ジョンレノンがたまたま入ったギャラリーで出会ったオノヨーコの作品
脚立を登って小さく書いてある「yes」
なぜか美鳥さんの存在は4人それぞれに対しての「yes」だったんじゃないかなと思った
終わってしまった。
シナリオを手に入れて赤ペンでラインを引きたいくらい
優しくも鋭い言葉の数々
脚本家というものはどれだけの経験と想像力がある人がなれるんだろう
ドラマを見ているとこの流れだと次のセリフはアレだよねと思うと
その通りのセリフな時もある
けれどもこのドラマはチクチク突いてくる
そんなこと思っても口にしたことない
みたいな言葉がじゃんじゃん出てきたのが楽しくて切なくて
いちばん最後
人それぞれだよねと言うセリフが総括
誰もが納得する結末で
普通の恋愛ものにならず、それぞれが今より少し生きやすくなってたらいいなと思っていたので、納得の終わり方
でも私に一番効いたのはこのセリフ
「他人の価値観なんて理解出来ないけど、理解したいと思える相手と出逢えることはある」だった
そんな風にいつも思って過ごしているひとにこの世の中はきっと生きやすい
最後の最後、風さんの歌を歌う人としての登場
漂白してない木ボタン付生成りのローシルクシャツに温かそうなコーデュロイのパンツ、他の色の邪魔をしないスタイリング、そして本当の黒髪。
ピアノバーで話している4人の向こうでぼんやり見えるピアノ弾く人
みたいなのも良いなあと思っていたけれど
あの「椿ハウス」での演奏というところはやっぱり必要だったと思う
こんなとんでもない演出をしたくなるくらいのやっぱり特別なひとでした
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こんなおまけも