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職場で「飛び越し」が続くと、かなり人間関係がまずくなります。

好き嫌い、良し悪しを問わず会社には「社内序列」があるはずです。
中には、組織上の社内序列を廃止した会社などもあるでしょうが、それでも
何らかの上下関係があることが多いはず。

あまりにひどい上下関係は考えものですが、例えば、「報連相」が
本来伝わっていないといけない人物を飛び越えて行われることはないでしょうか。

一般社員から主任、主任から係長、課長、部長、社長と話が流れないといけないのに、一般社員からいきなり社長に相談があるような組織だと途中の管理職は、はっきりいってよい気持ちはしないはずです。

また、そういった飛び越えた相談でも、社長が聞いてしまう。。。

そこで、「まずは直属の上司の主任に話しておいで」と言えばいいのですが、相談があると聞いてしまいますねぇ。

「そんなのどうでもいい」と思う人もいるかもしれませんが、実際にその立場になると、自分を飛ばされて話が進むことほど悲しい事はないのです。

それはなぜでしょう。

1 自分が軽く見られていると思うから
2 「役」がありながらも自分を通さないことが嫌

この2点が正直なところでしょう。

前述のように、部下が直属の上司である自分を飛び越えて社長に相談であるとか、逆に、社長が、部長や課長を飛び越えて、一般社員に業務指示を出す。結構あるのではないでしょうか。

その立場になると、「飛び越え」は本当に気分が悪く、悲しいことのはずです。もう屈辱感に近い気持ちを味わう方もいるでしょう。

そういった事が続けば、上司と部下の関係はぎくしゃくし、対象者は会社を去ります。

結局、順番が大事ということです。確かに中には、相談もできないような上司や部下もいるかもしれません。
であれば、本来、そのポジションにふさわしくないのかもしれません。

そういったケースは別としても、安易に順番を飛び越えて話をするのはよくないでしょう。

組織や組織図を作ったのは、そういった指示系統を大事にするということの現れだったはずです。

だからある一定規模になったら、大事な内容ほど、順番を間違っていけない。これは絶対に守るべきルール。

まず、誰に話をすべきかを考える。順番を飛び越えられると(間違うと)相当嫌がられ、人間関係が必ずおかしくなるので。

社内でも、どういった時に、誰にどう話すべきかは、ある程度ルール決めするといいですね。

話の順番のもっていきかた、相手が器の大きい小さいの話ではなく、しっかり話をする順番守った方が人間関係はうまくいきますよ。

よい、大人の社会人なら、覚えておきましょうね。

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