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不動よりも下降を選ぼう

昨年の夏の終わりから秋の初めにかけて、ずっと動かしていなかったツイッターをアクティブにし始めました。


自分が発信する場があっても面白いかな?と思う気持ちと、今まで培ってきたものを発信する事で役に立つ人がいれば幸いだなぐらいに思っての事でした。

ミュージシャンはどうしても職人気質で自分を高めようと自己の練習に重きを置くけれどそれを発表する場がライブとか音源のみという人も結構いて、みんなでもっと発信し合えばもっと今から楽器を始めたい人や壁にぶち当たっている人に助け舟を出せるのになと思うのです。


そこでツイッターを始めた訳ですが最初はレッスン動画を中心に上げていました。

ただ演奏しているだけのものは特に上げずレッスン動画を。

しかも初心者には分かりづらい内容でスケールの話や理論を交えたり、アドリブソロなど中上級者向けの内容を取り上げました。


そうすると上級者の方やプロミュージシャンからのリプやリツイートがありました。


次に入門者向けの動画を何個か上げると、これからギターを始めるという方がフォローしてくれたりしました。


最近はレッスン動画も上げているけれど頻度は少なめでルーパーで1分の間にトラックを作る動画だったり、その上でアドリブソロを弾くだけの動画やソロギターの動画を頻繁にアップするようにしました。

するとフォロワーは減少!

しかしながら所謂「いいね」やコメントをちょこちょこいただけるようになりました。


この事から面白いなと思ったのは当たり前なのですが上げる動画に応じて集まる属性が全く変わるという事です。


普通に考えれば興味があるからフォローしたり「いいね」したりする訳なのですが実際に上げる側になってみるとそれが顕著に現れているのがとても興味深かったのです。


そして中でもフォロワーが減少したのにも関わらず動画によっては反応が良いのもあるという事。


この事から思ったのは、

フォロワーが減る事を恐れて無難なものをアップするよりも減少してでもいいから自分が面白いと思う事をやってそれを気に入ってくれる人を集めた方が良いと言うことです。


自分が上げたものを沢山の人に見てもらえるのは確かに嬉しいし多くの人に発信したいというのは痛いほど分かるのですが、

アクティブなフォロワーが沢山味方してくれているかどうか?が本当は大切な事なのではないでしょうか?


フォロワーが反応しない、動きも特に無いコンテンツ作りをするよりは「減少した」という結果が見えるコンテンツの方が振り切っていて逆に面白いのではないかと僕は思うのです。

#音楽 #ビジネス #コラム #エッセイ


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