M5. The Monarch and the Milkweed (Maria Schneider)
Solo Marshall Gilkes (trombone), 堀 京太郎(trumpet)
自他共に認めるマリアシュナイダーオタクである私福田ですから、Marshall Gilkes氏との共演と聞いて最初に思い浮かんだ楽曲はもちろんこの楽曲でした。
先日、フォトグラファー・ライターの常盤武彦さんのイベントでも常盤さんが、Maria Schneider OrchestraはClarence Penn,Ryan Keberle,Marshall Gilkesの3人が加わったことで完成した、といったようなことを仰っていて、そうそう!わかるわかる!と大げさに頷いていたのですが、本当にRyan KeberleとMarshall Gilkesの二人のトロンボーン奏者の為にMaria Schneider Orchestraがあり、Maria Schneider Orchestraの為に二人が存在しているのではないか等とよく分からない思考に陥ってしまうほどに、Maria Schneideの音楽をよく表現し、また、Marshall Gilkesの魅力を最大限引き出せるような音楽をMariaが提供するという、この上ない構造が出来上がっているのです。
ですから、Marshall Gilkesの魅力を最大限味わっていただきたいという今回のライブのコンセプトからすれば、この曲を演奏しないという選択肢は最初からないも同然で、うちのバンドにはアコーディオンがいるからこの曲をやろう、と青木君のスケジュールを確認するより先にMarshall に選曲の提案をしてしまったのでした。
Maria Schneider Orchestraは現在自作 ”Data Lords” (なんと二枚組!!)に向けてクラウドファンディングを実施中です。下記リンクより是非。