福田組(バンド)

東京で活動するコンテンポラリービッグバンドです。ライブの前後にライブの内容について書いたり、リーダーが見たライブの感想まとめたりしてます。

福田組(バンド)

東京で活動するコンテンポラリービッグバンドです。ライブの前後にライブの内容について書いたり、リーダーが見たライブの感想まとめたりしてます。

マガジン

  • Ryo Otomo Songbook

    福田組(バンド)の次回ライブに向けたあれこれ。 Ryo Otomo Songbook Live Recording at 目黒区中小企業センターホール 2024年 1月28日(日) 開場 15:00 開演 16:00 ↓↓詳細・ご予約はこちらから↓↓ ryootomo-songbook.mystrikingly.com

  • 【福田組とMarshall Gilkes】

    2022/8/15 追記 福田組とMarshall Gilkes 2の開催が決定しました。 日程は2022/9/18, 詳細は下記サイトからご覧ください。 絶賛ご予約受付中です。 https://sites.google.com/view/marshall-gilkes-2/ 【福田組とMarshall Gilkes】に向けてメンバーの紹介や当日演奏した曲目の紹介など更新していきます。 使い方がよくわかっていないので当日より前に見てしまった方はごめんなさい。

  • 見たライブ

最近の記事

Initial Truss Sextetの話

Otomo Ryo Initial Truss Sextetは2018-2020年ごろ大友遼が活動の中心としていた自身の6tetの名前だ。 Trombone:大友 遼、Trumpet:堀 京太郎、alto sax 萩原 優の3管にpiano:布施 音人,bass:勝矢 匠 ⇒ 小池 勇輝(Yuki Atori),drums:秋元 修という布陣。 当初はOtomo Ryo Sextetとして、SF Jazz Collectiveの楽曲やDavid Binneyの楽曲を中心に演

    • 好きなメトロノームの話

      ブログを書く気力が湧かずに1ヶ月近く経ってしまいました。 リハビリも兼ねて,メトロノームの話を書いておこうと思います。 __ 真剣に音楽をやったことがなくても小学校の音楽室などで一度は目にしたことがあるであろうメトロノーム。 振り子についた重りの位置を上下に移動するだけで任意のテンポを示してくれる便利な機械。高校生の頃はマイメトロノームを持って教室を行ったり来たりしていた時期もあった。大変便利な機械だけどとにかく大きくて重たい。よく落として底を割ったり、どこが壊れたのか

      • スタンプラリーを作りました。(後編)

        驚くことに、福田組スタンプラリーにご参加いただいている方がいらっしゃるようです。 ありがたい限りです。 できればあと5人くらいにはやって欲しいので、後編です。 7.台東区生涯学習センター ミレニアムホール 福田組とMarshall Gilkesの会場でした。 福田組をコンサートホールでやりたい、と思っていたタイミングでした。 会場探しは毎度1番苦しい作業ではあるのですが、結果的に最良のホールで演奏できた公演だったと思っています。 大友遼 作曲の“The Canadian”

        • スタンプラリーを作りました。(前編)

          自分でも何がしたいのかよく分からないのですが、スタンプラリーが作れるらしいという話を聞いて、次の瞬間には手が動いていました。 先週末より「福田組すたんぷらりー」を開催しています。 下記サイトにアクセスいただき、簡単なユーザー登録を完了していただくとGPS情報を使って各チェックポイントにチェックインできます。 商品もご用意しています。 スタンプ1個以上でRyo Otomo Songbookのチケットが当たるチャンスが!! おそらくスタンプラリーの参加者ほとんどいないと思うの

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        • Ryo Otomo Songbook
          6本
        • 【福田組とMarshall Gilkes】
          7本
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          2本

        記事

          会場の下見に行ってきました

          一昨日(12/1)音響スタッフと共に会場の下見に行って来ました. 会場の目黒区中小企業会館はJR/東急目黒駅を出て権之助坂を降り、目黒川沿いを右手に進んだ先にあります. 権之助坂は福田組にとって思い出深い場所の一つです. 通りを下って中程にあるライブハウス目黒鹿鳴館の隣にあったリハーサルスタジオ、「目黒マッドスタジオ」は初期の福田組のいつもの練習場所でした. 残念ながら2020年7月をもって40年の歴史に幕を閉じられました. リハーサルスタジオらしくない落ち着いた内装、

          会場の下見に行ってきました

          フライヤーはいつも悩ましいという話

          ライブ当日まで2カ月を切りました。 毎度イベントの予約は直前に埋まることが多いので前日まで予約状況を見てはおなかの痛くなる日々を過ごします。 福田の健康を気遣っていただける優しい方がいらっしゃいましたら、お早目のご予約をお願いいたします。 ご予約はこちらから さて、たくさんの方にご予約いただくには周知が欠かせないということで、フライヤーデータを作成しました。 フライヤーの作成はいつも悩ましい問題です。 ○デザインをどうするかという問題 ○印刷をするのかしないのか、何枚刷

          フライヤーはいつも悩ましいという話

          2019.11.29〜12.1 Maria Schneider Orchestra@Jazz Standard

          おそらく一定のニーズがあると思うので、昨年末観に行ったMaria Schneider Orchestraのセットリストと新曲情報をまとめておきます。 Maria Schneider Orchestraは毎年Thanks Givingのホリデーシーズンに合わせて、約1週間Jazz Standardというライブハウスで公演を行なっています。 今回見に行ったのは、その後半3日間全6set。来年春にリリース予定の新譜の録音も終わり、1番完成度の高い公演だったのではないかと思います。

          2019.11.29〜12.1 Maria Schneider Orchestra@Jazz Standard

          福田組とKenneth Dahl Knudsen への道のり

          本日福田組とKenneth Dahl Knudsen にお越しいただいた皆様ありがとうございました。前回のMarshall Gilkesの公演以上にハードな準備期間となってしまいなかなか言葉をまとめる時間を作ることができなかったため、こちらに、前回参加していなかったメンバーの紹介と、福田組とKenneth Dahl Knudsen (10月22日公演)を迎えるまでの道のりを簡単にまとめさせていただきました。(最後にポリリズムの答え合わせもありますので、先入観なしで見たい方は見

          福田組とKenneth Dahl Knudsen への道のり

          2019.09.09 Chassol @Bilboard Live Tokyo

          Christophe Chassolの公演があまりに良かったので、自分の備忘録を兼ねてここにまとめておこうと思う。 Christophe Chassol(以下Chassol)の公演を観るのは2016年のBilboard Tokyo の公演ぶり、Chassolを初めて知ったのは「四谷いーぐる」のJTNC vol.3の発売記念イベント。紹介されていた「Big Sun」のアルバムに衝撃を受けた。 参考: [いーぐる連続講演 第571回 (2015年10月3日) 『Jazz T

          2019.09.09 Chassol @Bilboard Live Tokyo

          M.1 Same Sun, New Light (Kenneth Dahl Knudsen)

          solo:大友 一樹 (Guitar), 田尻 智大 (tenor sax) 人並よりは多少ラージアンサンブルのアルバムを聴く生活をしているのですが、ここ数年出会ったコンポーザーの中で、特に印象に残っているのがKenneth Dahl Knudsen、この人です。下記にBand Camp/apple musicのリンクを張らせていただいていますので是非一度聴いてみてください。 何度かお会いしたこともあるのですが、正しい表現かわかりませんが、愛情の大きい・深い人だなと、強く

          M.1 Same Sun, New Light (Kenneth Dahl Knudsen)

          M2.Puddle Jumping (Marshall Gilkes)

          solo:Marshall Gilkes 今回のライブが決まった時、正直この曲をやるかどうかが一番悩みました。完全に福田組の主戦場ではないからです。でも聴けば聴くほどこの曲をやらない理由が無いような気持になってくるのです。 Puddle Jumpingを初めて聴いたとき、トロンボーン界のニューヒーローの誕生を目撃した。という確かな実感がありました。これまでにこんなスタイルのトロンボーン奏者がいたでしょうか。(これ、今のPuddle Jumpingのテンポに慣れてしまうとび

          M2.Puddle Jumping (Marshall Gilkes)

          M3.Edenderry (Marshall Gilkes)

          solo Marshall Gilkes (trombone) Marshall Gilkes氏のデビューアルバムのタイトル曲でもある”Edenderry"、ちなみにこのデビューアルバムの1曲目がPuddle Jumpingでもあるのですが...。 今回のライブを企画するにあたり、見に来ていただく皆様にMarshall Gilkes氏の何を聴いてほしいかと考えたとき、一つはPuddle Jumpingに代表される、多少陳腐な表現ではありますがいわゆる超絶技巧的な演奏をやは

          M3.Edenderry (Marshall Gilkes)

          M4. The Canadian (Ryo Otomo)

          solo Marshall Gilkes (trombone) 高山 莉來 (alto saxophone) ライブを企画したり、セットリストを考えたりする時に大事にしている感覚があって、「このバンドで演奏する意味は何か」を考えることがよくあります。 昨年Gabriel Santiago氏とのライブの際にも、手前味噌ながらとても良いライブだったと自負してはいるのですが、果たして他のビッグバンドではなく福田組でなくてはいけない理由があっただろうか。と。 Gabriel S

          M4. The Canadian (Ryo Otomo)

          M5. The Monarch and the Milkweed (Maria Schneider)

          Solo Marshall Gilkes (trombone), 堀 京太郎(trumpet) 自他共に認めるマリアシュナイダーオタクである私福田ですから、Marshall Gilkes氏との共演と聞いて最初に思い浮かんだ楽曲はもちろんこの楽曲でした。 先日、フォトグラファー・ライターの常盤武彦さんのイベントでも常盤さんが、Maria Schneider OrchestraはClarence Penn,Ryan Keberle,Marshall Gilkesの3人が加わっ

          M5. The Monarch and the Milkweed (Maria Schneider)

          M.6 Always Forward (Marshall Gilkes)

          solo Marshall Gilkes Marshall Gilkesの最新アルバム、タイトル曲でのお別れとなります。 伝統を踏襲しながら、自らの音楽を常に前進させるという決意とともに、混迷する世界情勢の中でも、信念を持って突き進んでいく強い意志を反映して『Always Forward』とタイトルを付けた。(参照:http://mikiki.tokyo.jp/articles/-/19989) という本作にはMarshall Gilkes氏の持つヒーロー性が詰まった作

          M.6 Always Forward (Marshall Gilkes)

          【福田組とMarshall Gilkes】メンバー紹介

          2022/8/15 追記 福田組とMarshall Gilkes 2の開催が決定しました。 日程は2022/9/18, 詳細は下記サイトからご覧ください。 絶賛ご予約受付中です。 https://sites.google.com/view/marshall-gilkes-2/ 主に【福田組とMarshall Gilkes】にご来場いただいた方に向けて、メンバー紹介や演奏した曲の紹介等をまとめさせていただきました。準備の関係で記事の公開と本番が前後しますがご了承ください。

          【福田組とMarshall Gilkes】メンバー紹介