好きなメトロノームの話
ブログを書く気力が湧かずに1ヶ月近く経ってしまいました。
リハビリも兼ねて,メトロノームの話を書いておこうと思います。
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真剣に音楽をやったことがなくても小学校の音楽室などで一度は目にしたことがあるであろうメトロノーム。
振り子についた重りの位置を上下に移動するだけで任意のテンポを示してくれる便利な機械。高校生の頃はマイメトロノームを持って教室を行ったり来たりしていた時期もあった。大変便利な機械だけどとにかく大きくて重たい。よく落として底を割ったり、どこが壊れたのかカコンカコンと不規則なリズムを鳴らすようになってしまったりしていた。
YamahaやKORGといったメーカーからデジタル式の物も発売されていて、デニムのお尻のポケットにちょうど収まるくらいのサイズ感で、チューナーの機能の付いている物なんかもあってそれはそれで便利だったのだが、最近はなんでもスマホアプリで事足りる世の中。チューナーやメトロノームも無料のものから数千円する有料のものまで幅広く出回っている。
大学に入学して約1年、初めて手にしたスマートフォンがiPhone3GSなのでスマートフォンとiOSのアプリの成長とともに歩んできたようなもので、
初期にはどのアプリが1番正確か、なんていう比較記事なんかもよく見た。
(実際に、メールを受信している間はテンポが少し落ちるアプリや、そもそもどう聞いてもよれているメトロノームアプリもよく見た)
大友くんの楽曲を練習するにあたってはメトロノームに求める機能も少し違ってくる。
メトロノームに求める機能はいかに正確に等間隔のリズムを鳴らすことができるか、よりもいかに等間隔ではないリズムを鳴らせるか、が重要だったりする。
何が言いたいかというと、チューナー&メトロノーム(旧:サウンドコルセット)というアプリがめちゃくちゃ便利。という話。
福田組はもちろん、僕が誘ってもらうバンドはとにかく変拍子を演奏することが多い。
5拍子、7拍子はもちろん、5+6の11拍子、13拍子なんかもある。
デジタルのメトローノームや一部のアプリなんかだと、何回に一回ベルの音が鳴ってくれるみたいな機能がよくあるが、たいてい1〜8くらいのもので、11拍子とか13を一区切りとして鳴らせないことも多い。もっと言えば、複合拍子の場合は5と6を交互に鳴らして欲しかったり 3− 3− 3−2で鳴らしてほしいのに、、みたいな時に痒いところに手が届かないものが多い。
サウンドコルセットはどうか。
1から64までの拍子に対応している。
64。
これで、もし明日渡された譜面が4分の64拍子でも安心して練習ができる。
もちろん強拍、弱拍の設定も自由にできるので、
5−7−5−7−7−2−5−7−5−7−7の複合拍子でも気兼ねなく練習できる。
今回の福田組のライブでも流石に64拍子はないが、6−6−5の17拍子が出てくるが、こんなもの怖くもなんともない。ピポポポポポピポポポポポピポポポポだ。
9−9−9−8の35拍子?ピポポピポポピポポピポポピポポピポポピポポピポポピポポピポピポピポピポだ。なんだったら、ドポポピポポピポポドポポピポポピポポドポポピポポピポポドポピポピポピポだってできる。
はぁ余裕余裕。。。。。。
・・・・?
こんな拍子もサウンドコルセットにかかればあっという間に、鳴らせてしまうので変拍子愛好家の皆さんはぜひサウンドコルセット使ってみてね。(演奏できるようになるかはまた別の話……)
ちなみに、5拍子と7拍子を同時に鳴らしたり(5つの音が鳴っている間にちょうど7つの音が鳴るようにしたり)、3連符を4つどりで鳴らしたりもできるのでポリリズム/ポリメーターの練習にも使える神アプリ(無料)なのだ・・!!
ぜひ皆さんのスマートフォンにも入れてもち歩いてね。
練習の成果はこちらで↓↓
【Ryo Otomo Songbook Live Recording】
〜大友遼作品集 公開録音〜
演奏:福田組
作曲・指揮:大友遼
日時 2024年1月28日(日)
会場 目黒区中小企業センターホール
Open 15:00
Start 16:00
料金 3,000円(学生2,000円)
↓ご予約はこちらから↓
https://forms.gle/sgJykMC5FbqD8CCw7