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がんばらないことに美学すら感じる|ヘボコン10周年のニュースより

自分が何が好きで、何が嫌なのかを知ると、心なしか生きやすくなるなぁと気づいた今日この頃です。

というわけで、ここ最近(というほどでもないけど)気になったニュースを紹介してみます。

技術力の低さがウリの“ヘボコン”が10周年

  • 2014年から始まったヘボコンが、今年で10年目を迎える

  • ヘボコンとは、動きが惜しかったり、装備を活かせていなかったりする、“ヘボい”ロボットが集まる大会

  • 技術力の高さ(自動操縦や遠隔操作)が垣間見えると、ハイテクノロジーペナルティーが適用される

  • 無力感を感じさせるロボットたちは、通常のロボコンとは異なる謎の魅力がある

  • ヘボコン2024の審査員は、2012年に、人のスピーチを妨害する「スピーチジャーマー」でイグ・ノーベル賞を受賞した津田塾大学の栗原教授

メモ📝
実はヘボコンは、とてもグローバルな大会でもあります。
第1回大会が、文化庁メディア芸術祭で審査委員会推薦作品に選ばれたのをきっかけに、海外にも広まっているそうです。今は25以上の国や地域で、開催されているのだとか。
また千葉県では、街コンイベントが開催されたこともあるようです。あまり成果は出ていないそうですが(笑)。

▼腕に覚えのない人たちが、持ち寄ったロボット(自称)を行き当たりばったりで相撲させるイベント…だそうです。笑

すがすがしいほどの向上心のなさ!  完全に効率重視・タイパ社会の真逆をいっていますね。

私の好きな言葉に、「すぐに役に立つものはすぐに役立たなくなる」というものがあります。

ヘボコンを見てると、その言葉を思い出しました。大人になると、気をつけないとどんどんマトモになります。頭が固くなっていきますよね。
だから私は、ムダなことをあえてやる時間をこれからも大切にしたいなぁと思います(純粋に惹かれるのもある)。

ヘボコン、来年あたり見に行こうかなと思いました。笑


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