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「家族はこうあるべき」という価値観

「家族はこうあるべきの価値観」に苦しんでいる人達は意外に多い

家族はこうあるべきという古い価値観に苦しんでいる人達は意外に多いのをご存知ですか?
子供側も親側もそれぞれ抱えているようです。

私も「家族は仲よくいるべきだ、仲よくいたい」とずっと思っていました。
でも子供はそうではないということを痛感する体験をしたので、同じように子供との関係で悩んでいる方にお伝えしたいと思います。

家族は親主体で形成されている

そもそも家族といのは親主体で形成されていることがほとんどで、子供は親の価値観の元で生活しますが成長してくると子供自体の自我が芽生えて親との価値観とは違ってきます。

成長した子供の価値観は親のそれとは違う

この価値観の違いは同じ屋根の下で暮らす者としてはなかなか理解しあうことが出来ません。
特に血のつながった家族だから遠慮がなくなり溝は深くなり、お互いがストレスを溜める生活をしなければなりません。
そうなったら元には戻るのは本当に難しいことだと思います。

ではどうすればいいのでしょうか?

理解するポイントは「お互いの価値観は違う」ということ

どちらかがこの価値観の違いに気づいて、理解することが出来れば解決の糸口は見つかります。
お互いの価値観は違う。という認識をはやく理解できれば溝もあまり深くならずに済みます。

私は親の立場でこの体験をしました。
今まで特に反抗期もなかった子供が成人して突然人が変わってしまったように家族の中でとがってしまったのです。
とがったという表現が正しいかは分かりませんが。
その当時は本当に何をしても、話しても衝突していて私から見ると子供はとがっていたのです。

もちろんその時は怒りをおぼえたり、失望したり、分かち合うことに努力したりと私が考えることが出来る全てを試みましたが、結果は全く出ませんでした。

そしてお互いが離れて暮らした方がいいという決断にいたり子供は家を出ていきました。

衝突している時も辛くて悲しかったのですが、家を出て行った時の方が心がえぐられたようにぽっかり穴があいて何も考えられずただただ悲しかった気持ちだけが残りました。

どうしてこんな風になったんだろう?

私はどうすればよかったのかな?

なんで私の言うことを理解してくれなかったんだろう?

と悩みました。

私のブログにも何度も出てきますが、このことがきっかけでカウンセリングを受けました。

そしてその時に教えてもらったのです。

「家族で共有できるのは愛情」
「家族で共有できないのは価値観」

家族こそ「離別感」をもって過ごすことがうまくいく秘訣なんだと。

離別感を持つ

そう教えてもらい、私が今まで抱えていた悩みやストレスが癒えました。
多分私はかなり単純なんだと思います。(笑)
でも、そう思うことができて救われたのです。

家族の中では離別感をもって接する。

本当にそうだなと思っていて、これはだんな様にも当てはまります。

夫婦生活を30年近くうまく続けていられる私達ですが、私はだんな様に対しては「離別感」をもって接しています。

他人だから価値観は共有できないと初めから思っていました。
だから、夫婦の関係がうまくいっています。

だんな様は残念ながら一心同体という感覚でしたが、私の意識をやっと理解してもらえるようになったという感じです。(ほんと長かったです、、、)

子供に関しては血がつながっているからこそ、自分と同じ価値観であると疑わなかったのです。
下の子供は私の価値観と割と似ていて争いになったことがないので。
なぜ上の子は?と思うことが多くて、、、

でも上の子は初めての子供。
下の子に比べて私は神経質に関わってしまい私の価値観を押し付けていたのだと思います。
今はただ反省です。

変わったのは「私」自身

価値観が親子でも違うということが分かってから、私は子供たちのことが気にならなくなりました。

私が価値観の違いを理解して、離別感を持つことができただけのことです。

このことで私はやっと子育てを終了したなと思うことが出来ました。

子供は何も変わらず、自立して人生を謳歌しています。

子供達を心から応援することが出来たのもこの価値観の違いの理解と離別感を意識できたことからです。

私は、自分の悩みやストレスは結局自分の中のものが多いなと感じる出来事でした。

同じような悩みのある方々へ

大きくなた子供との関係に悩む親御さんは多いと聞きます。
私の周りにもいます。
もちろん以前の私もその1人でした、、

たくさんの時間や労力を使って子育てをして、子供が成長したらしたで価値観が違っているといざこざになるなんて、なんて辛いことなんだ。。と私は自分の中で解決する前は思っていました。
でもこれは子供が自立するための最後のステップなんだと思えるようになりました。

そして同じようなことで悩んでいる方も今回のブログを読んでいただき自分自身の中を改めて見直していただけたらご自身の悩んでいたことは意外と簡単に解決できるかもしれません。

もし解決できないときはお手伝いします。
私は.残念ながら1人では解決できませんでしたので、、、

時代はどんどん変わっていきます。
家族の構成も変わり、在り方も変わりつつある世の中で私達、年齢を重ねている者は戸惑うことがたくさんあると思います。

でもせっかくなので楽しく毎日を過ごせたらいいなと思っていますし、そのヒントになればいいなと思っています。

ということで今回は「家族はこうあるべき」という価値観で苦しむ方たちの解決ポイントは「お互いの価値観は違う」を理解するということ。でした。

子供側も悩んでいる人も多いと聞くこともあります。
最近でいう”毒親”に悩んでいる。ですね。

こちらももし1人で解決できないときはメッセージください。
少しは役に立てると思います。

このブログに共感してくださったら”スキ”を頂けると嬉しいです。
コメントやご相談お待ちしています。

福田やよい
プロフィール


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みやむ|kindle出版プロデューサー・女性生きがい応援ガイド
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