【番組出演】NHK「ニュースウォッチ9」大阪ビル放火事件
今夜1月13日(木)午後9時のNHK「ニュースウォッチ9」で日本大学危機管理学部・福田充研究室のインタビュー取材が放送されました。大阪ビル放火事件に対するガソリンの購入規制と危機管理、自由・人権のバランスと議論の必要性を述べました。
今回の取材、1時間のインタビューで述べたことは、①自暴自棄犯罪・拡大自殺を抑止することは困難であること、②それを抑止するための危機管理を構築するためにはゼロリスク実現のために市民の自由・人権に踏み込むことになる、③ガソリンなど危険物購入の規制には、誰を規制の対象にするかの線引き、何の商品を規制対象にするかの線引き、販売する場所・方法の規制の線引きの3つの変数の組み合わせが必要、④新しい技術の導入としては、販売する危険物にICタグなどを付けて移動を監視するトレーサビリティのシステム構築が考えられる、⑤「安全・安心」 vs 「自由・人権」のバランスをどうとるかを議論するリスクコミュニケーションが必要であること、などを述べました。
自暴自棄犯罪・拡大自殺をめぐる危機管理のために危険物販売の規制と監視をどうすべきかという議論もリスクコミュニケーションの問題です。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220113/2000056362.html
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