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【記事掲載】西日本新聞「地下避難施設佐賀ゼロ」

 今日5月29日(日)の西日本新聞の朝刊一面トップ記事「地下避難施設、佐賀ゼロ・有事への備え国民保護法指定」に日本大学危機管理学部・福田充研究室の取材コメントが掲載されています。  北朝鮮などからのミサイル攻撃からの避難場所指定、地方や農村部など地下施設がない地域も、地下以外で頑健な建物など柔軟な検討が必要です。また当然地域によってミサイル攻撃の対象になり得る基地や施設、都市が周辺にあるかどうか、客観的なリスク評価が重要でそのリスク評価に基づいた避難場所設定、検討が必要です。また、それぞれの都道府県、市町村でこの国民保護計画、ミサイル等避難施設の在り方について住民を含めた議論を行い、理性的に合理的に合意形成するためのリスクコミュニケーションの実施こそが重要です。こうした新聞やテレビのメディア報道こそがそのリスクコミュニケーションのためのアジェンダセッティングの機能を果たすと思います。  取材を受けた野村記者、一生懸命に安全保障問題に取り組み、真剣に取材される姿勢に感銘を受けました。まだお若いのに一面トップ記事を署名記事で書かれる努力、日本のジャーナリズムの未来に期待したいと思います。よかったらご覧下さい。 https://www.nishinippon.co.jp/item/n/931072/

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