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公開まであと7日。

淡梨編

11回目の本日は、ムスビルの教祖・大和田多磨瑠役の淡梨(たんり)さんをご紹介。

淡梨の魅力は”ルックス”
一度見たら忘れがたい独特な顔立ちと長身、日本人離れした手足の長さ。
黙っていればスタイリッシュでクールな印象。
そこはかとなく漂うカリスマ感。
ただそこに立っているだけで異常に存在感がある。
今回の教祖役は淡梨だから成立したと言っても過言ではありません。

けど、淡梨本人はまー喋る。もう本当によく喋る。お調子者だし構ってちゃんだし若干面倒くさい。それでいておそらく内弁慶。

淡梨はああいった風貌なので、年齢不詳ですが、実際は男性キャストで一番若いです。
自分で映画を監督することもあり、こう演じたい。や、こう見られたい。というビジョンがそこそこしっかりあるタイプ。
普段から色々と小難しく考えているなーと思うし、あーあるあるそういう時代ってあるよねーと、私なんかは若い頃の自分を見ているようで勝手に恥ずかしい気持ちになることもあります。
若いなーって思うし、青いなーって思う。

けど、今はそれでいいと思います。だって実際若いしね。
やりたいようにやったらいいし、見られたいように演じたらいい。
そうやって色々試して、もがいてみたらいいと思います。
おそらく本人は俯瞰出来ていると思っている部分もあるんだろうけど、まだまだ全然よ、と思って見ています。
多分本当はこういうオープンな場でこういうことを言われるのも、本人は嫌なんだろうなーとも思います。笑

けど時を経て、淡梨自身がいい具合に自分をさらけ出せるようになったら、自分がしたいことよりも求められているものに寄り添えるようになったら、淡梨はすごく強くなると思います。
伸び代がある。ありまくる。これからどんどん成長出来る。
もうその可能性だけで最高じゃないですか。

今回の役はちょっと特殊なので、演じようと思うと難しかったと思います。
本人もどう表現したらいいか苦悩していました。
けどその甲斐あって、すごくインパクトのある印象的な役になったと思います。

ぜひ劇場で、淡梨演じる多磨瑠の異様に目を引く佇まいを目に焼き付けてください。

映画「スペシャルアクターズ」公開まであと7日。
明日は丹後真由役の仁後亜由美さんを紹介します。

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