中小企業のジョブ型雇用のやり方
先般、経団連が「メンバーシップ型の良い点を残しつつ、ジョブ型雇用を進める」と発表しました。
"年功序列、新卒一括採用"から"働き・貢献に見合う処遇、多様な人材を採用する"世の中にしようという訳です。
大手上場企業では、その動きが増えています。
中小企業も、この際、世の中が変わろうとしているその流れに沿って、ジョブ型雇用を取り入れることを考えてみてはいかがでしょうか。
ジョブ型雇用のやり方、ポイントは2つです。
①、既にいる従業員に対して
まず、仕事の大きさや困難度によって分類す
る職務等級による人事制度を整備します。
そして、各従業員が担当している仕事の内容
や責任の程度を調べる職務分析、仕事の大き
さなどを比較、測定する職務評価を行い、妥
当な等級に格付けします。
これで制度を運用し、職務給を支給するよう
にします。
②、新しく採用する社員に対して
ひとつは、募集する職務に対応するスキルや
能力の有無を見ます。
もうひとつは、会社の予定するキャリアパス
と本人の考える青写真が合うか見ます。
この2つが良ければ採用で、①で作った職務
等級に格付けします。
合わせて、価値観が共有できるか調べます。
メンバーシップ型雇用ではないですが、組織
の一員として迎入れる為には、これは大事で
す。
以上、ジョブ型雇用の大筋です。
これで、来年に迫った"同一労働同一賃金"の話
にも対応できます。
( 細かいことは省きました。)
ふく顧問 顧問として活動中
メール 29yama96@gmail.com
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