義務となった、パワハラ予防のやり方
パワハラ防止が義務となって四カ月、会社トップの取り組みの表明や就業規則に懲戒規定を設けたところは多いと思います。
でも、①、人との接し方や、②、コミュニケーションの仕方の研修を行っているところは少ないのではないでしょうか。
なので、①、②について交流分析を使った説明がありますので、それをまとめてみました。
①、人との接し方
E・バーンが提唱した交流分析によると、人の
心の中には五つの性格があり、エゴグラムを
使って自分はどの性格が強いか判定すること
ができます。
パワハラは、どの性格が強い人が、どの性格
の強い人に対して行われるか分かっているの
で、エゴグラムで判定した性格に応じた、そ
性格を高める方法だったり、下げる方法だっ
たりを取るよう訓練して、パワハラしない接
し方や受けない接し方をできるようにします
。
②、コミュニケーションの仕方
同じく交流分析によると、人が使うパーソナ
リティは大きく三つ、A、親のような状態、
B、成人の状態、C、子供の状態、とありま
す。パワハラは、このパーソナリティがお互
い上手く噛み合わない時に起きます。
例えば、職場で上司がAの状態で部下に物を
言った時、部下がCの状態で返事をすれば良
いのですが、部下がAの状態で物を言うと、
対立が起きます。
つまり、上司が「売り上げをもっと増やすよ
うに!」と言ったら、部下が「課長だってあ
まり売ってないですよ!」と言えば、上司は
怒ってしまうという訳です。
パワハラへと向かいます。
そこで、対立しないコミュニケーションの仕
方を学びます。
以上、今回は交流分析を使った研修、①と②に絞って書いてみましたが、E・バーンの言う"肯定的ストローク"を増やす訓練・研修もパワハラ予防に有効です。
ふく顧問 顧問として活動中
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