出版社に未来はあるか?
A社のケース
ようやく雑誌編集部が重い腰を上げ始めた。
この編集部はA誌、B誌の2つを作っている。
どっちも専門誌。その分野でのブランド性はある。
しかし2誌とも以前から赤字だ。
ずっと「自分たちは雑誌編集部だ、他のことをやる余力はない」と、社長やらの圧力を突っぱねてきた。
しかし、部門自体は完全に赤字ということで、さすがにヤバいと、半年くらい前から単行本も作り始めた。
今んとこ、何点か出した本もたいして売れてない。ただ、会社としては新しい本を出すプラス面はあるんだよね。書店に自社の棚が多少はあって、新しい本を出していかないと棚をキープできない。ある程度は継続的に本を出していかないと、自社の商品全体をアピれないから。
とはいえ、今もその編集部が赤字であることは変わらない。
そして今回は、雑誌編集部の人たちの中で、広告営業担当、SNS担当、企画担当などを決めたという。
その人たちとの会議をやってきた人から聞いた話。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?