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40万負けて泣いた日 大昔の雀ゴロードその1


大昔の雀ゴロ日記を発掘しました。「近代麻雀オリジナル」という今はない雑誌に連載してた「麻雀で生きる技術」という偉そうな題名の記事です。

この記事は、前半は麻雀の立体何切る(捨牌があるやつ)の問題+解答解説で、後半は雀ゴロ日記的なエッセーになってました。

麻雀の問題のほうは今さらニーズもないと思うので、雀ゴロ日記のほうだけ載っけようかと。

ずっと更新してないと思ったら、こんな廃物利用で申し訳ありません。

ここから過去原↓
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アップダウンの日々

約2ヵ月前のこと、大敗を喫した。

一晩ずっとつかなくて、「このまま今日は取り戻せないまま終わるんか?」と思っているところで大三元に放銃。

ション牌の*發を勝負したら、上家の芸術家風が*白も*中もアンコで大三元だって。

この日は40ぴょんの負け。

その前の月にもかなり負けていて、ようやく取り戻しつつあったときの、すべてを吹き飛ばす大敗。

今年になり4月までに130ぴょん勝っていて、これはイケルと思っていたら、1ヵ月半で6割以上を失った。

その日の夜中には思わず泣いてしまった。ろくに仕事せず、平日はダンスばっかやって、週末に麻雀する今の生活は、やはり無理なのだと。

麻雀で負けて泣いたことなど、かつて記憶にない。

ああ、雀ゴロ生活なんて無理だったんだ。ちゃんと勤労するしかなくて、ダンス生活も続けられないのかと。

そこで生活を改め……は全然せず、翌週もダンス生活を送っていたのだが、麻雀の神様は女神だったようで、オヤジの涙に心を動かされたのか、そこからランが始まった。以後2ヵ月勝ちっぱなし。10ぴょん以上の勝ちだけでも6回。

数日前、ようやく2ヵ月ぶりに負けた。8ぴょん負け。

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