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黒船店でDAN鳳ルールを打ってきた


天鳳位様との戦い

黒船店では毎週木曜日だけDAN鳳という変なルールをやってる。

ラス回避なんだわ。天鳳や雀魂と一緒。

1位+16000
2位+5000
3位ちゃら
4位-25000

という異常なバランス。
※トップは+20000だけど、ゲー代4000をトップが支払うので実質的には+16000になる。

各順位の差額が、
11000-5000-25000

となってて、3着と4着の間が圧倒的にでかい。トップを取るゲームではなく、ラスを回避するゲームなんだわ。

この順位に、フリー雀荘的な祝儀がプラスされる。祝儀2枚牌の金が3枚、4枚牌のプラチナが3枚入ってるから、かなり重い。役牌ポン、プラチナ1枚の500・1000をツモるだけで4枚オールの12枚。重いよね。ネットのラス回避ルールよりもアガリの価値がずっと重くなってる。順位だけ取ってても、祝儀を引かれてたら負ける。

はてさて、どんな麻雀になるのか?

ラスを引きまくりそうなイメージしか持てないけど、取材のためにやむなく行ってきた。本当にやむなくなんだ。俺はこんな店に行きたがる脳みそがつるつるになっちゃってる人たちとは違うんだ。

木曜日18時、黒船店に入った。がらーん。立ってるのは1卓だけ。客4人で打ってる。

知ってる顔が多い。

天鳳位様がいる。きれいな麻雀を打つ浪人風雀ゴロ氏も。

ロン毛店長としゃべったりしてるうちに客の1人が抜けて、卓に入ることになった。どきどき。

1戦目

東1、1000点をロン。

東2、3900点をロン。

この回は2着。

2戦目

東1、こんな手↓でリーチした。

自信の金プラリーチだ。誰も手出しできねーだろう。どうせ一人旅だ。ツモれたら6枚オールから。美味しい。

と思ってたら、親の天鳳位様から追いかけリーチがきた。

しばらくして発で振り込み。発単騎の7700点。

そんなのに負けるのかよ。つかねーな。

このルールって東1は普通と変わらない。点棒状況ができて以降は大きく変わり、局収支のゲームではなくなる。

やべー、やべーぞ。普通にいくとこのままラスを押し付けられる。東1に高い放銃をしたときのラス率が一般的なルールとは大きく違う。

東3、親番で早いテンパイをした。

まだ4巡目か5巡目。一番嬉しくない入り目じゃねーか。ツモ切りしても間に合いそう。

しかし、ラス目の親リーには誰も逆らえないけど、先にリーチされてしまったら先制テンパイの有利さを失う。

どうする?

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