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崩壊前夜の黒船店にて

歌舞伎町には近いうちに警察様の怒りの鉄槌が下される。

今の状態は異常だもんな。ほんの数年で実質レートが5倍になるとかやべーだろ。

異常レートが盛り上げるのは今年いっぱいだ。1月から滅びの日へのカウントダウンが始まる。その後の歌舞伎町レートがどうなるのか不明だ。

警察様は何も指針を示してくれない。組合を通じての指導は、①キンキラした牌はやめろ、②女流プロゲストで客を引くな、③〇勝戦をキャリーオーバーで煽るな、くらいだろう。

祝儀牌はどの程度までOKなのか、東風戦はOKなのか、順位馬はいくらまでOKなのか、何も指針がない中で店が決めるから、どうなるのかほんとわかんねー。

現代のソドム・黒船店の命運は今年いっぱいだ。今のうちに崩壊前夜の黒船店に行ってみるか。感覚店にも今年中に一度くらいは行っておこう。

今日も体調が悪いけど、老人は身体を動かさないとすぐ衰えちまうからジャズダンスへ。その帰り、黒船店に寄ってみた。

ドアを開けて中に入る。

3卓立ってた。狭い箱だから満卓みたいなもんだ。滅びの前夜は繁栄するもの。悪魔雀ゴロうたげだ。

今日はDAN鳳ルールの日。順位馬が+16000、+5000、0、-25000となる(ゲー代4000)。

ラスさえ回避すればいいようだけど、祝儀牌が18枚分も入ってるから、守備的に打ってたら祝儀負けする。だから打ち方は通常ルールとたいして変わらねーんだよな。

通常ルールは+16000、+5000、-5000、-20000(ゲー代4000)。ほとんど変わらねー。

なのになぜDAN鳳ルールの日に来てしまうのか。これはネーミングだな。俺は天鳳プレイヤーだという意識があるので、DAN魂ルールだったら来てなかったに違いない。

今日もロン毛店長がロゲロゲしてる。こんな店の人じゃなかったら面白いやつなんだけどね。

情報屋が「打ちますか」と言ってくる。宙船ルールのことだな。

「君の好きな歌舞伎町は崩壊前夜じゃねーか?」と聞いたら、「手は打ってますから」と言う。おいおい、マンション麻雀経営者になるんかよ。いまどきそんなのあり?

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