【現代麻雀への道】55 なぜ第四次麻雀ブームは起きなかったのか
麻雀ブーム20年の法則って?
これまでに麻雀のブームは3回あったとされている。1回目は昭和5年前後で、2回目は昭和25年前後、そして3回目は昭和45年前後だった。つまり20年周期でブームが起きてきたことになる。
世界経済は55年周期で好況と不況が循環しているという。その通りだとすると、現在は上り坂の時期で、次のピークは2020年頃となる。
同じように麻雀ブーム20年の法則があるならば、平成2年頃には4回目のプームが起きていたはずだ。だが現実には麻雀が下火になった時期とされている。なぜ第四次麻雀ブームは起きなかったのだろう?
そもそも麻雀のブームはどうやって起きるのかというと、それはこんな仕組みではなかろうか。技術革新が下地を作り、メディアが火をつける。そのタイミングが世情と合ったときにブームは起きるのだ。
その格好の例といえるのが昭和45年前後の第三次麻雀ブームだった。
※この文章だけ単品で100円で買えますが、このシリーズ39回(本1冊分)がマガジンで1000円となっています。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?