History of East Hastings #10.5 Homeless in Vancouver (2014年7月の日記転載)
このホームレス記事は、いつまで続けられるかわからないが…
何気に、10回目になった
ということで、また、0.5の回を作ってみる
どんどん新しいビルが建てられていく今のバンクーバーで
唯一古い町並みを残しているのが、East Hastingsになるんじゃないかと思う
Gastownあたりも古いのだが、修繕してレトロオシャレ感に仕上げている一方
East Hastingsは、古いビルの修繕すらあんまりしていないので、レトロを通り越して、外観とか煤けていたり、ボロボロである…
ある意味、その当時のままだったりするわけだ
そのせいもあり、この地域に入ると、少し風景が、土埃もたっていないのに、なんだか煤けて見える…
この間など、アールデコ風のビルの飾りの石像が歩道兼hastingsの憩いの場(Pigeon Park)に落下してきていて、
危なすぎるので、柵に囲まれていたが、全く直す気配もなく、早1ヶ月くらい経とうとしている…
(青い柵で囲まれてる)
(かなり大きな石の塊が落ちてきてて、危すぎる…)
今や、West sideが華やかだが、ほんの40年前くらいまではこのあたりが市の中心街だった
市庁舎や、裁判所、デパート、ショッピングセンター、図書館、最大手の電鉄会社の本社やハブステーションもあり、非常に栄えていた
20世紀初頭までは、ここがカルチャーとエンターテインメントの中心地だった
100 East Hastings あたり(1918)
いま、ここは、大規模工事中
上の場所の1910年の夜の風景
1910年ごろ、このころは中央図書館だった
当時のCarnegie center
全く同じ、今も図書館の分館機能はある
ここについては、また今度機会があれば書きます
中は、こんな感じで、とても綺麗
建物周辺や前が、Hastingsの人たちの溜まり場だから、一見近寄りがたい
1920年頃のCarnegieの向かいのビル
1940年ごろの上のビルのHastings×Mainの角のところ
今も健在
下のお店はすっかり変わって雰囲気も違うけど…
見つけて、1番驚いた
Balmoral Hotel のチラシ
1940年ごろのBalmoral Hotel
現在…
今は、市が買い取り、low income(低所得者)用の住まいとして提供されている
1932年頃のCarrall st.からMain側を見た感じ
これは、向いの角からだけど、Carrall st.からMain側へ
CarrallからMain側へ (1932)↓
ちょうど歩道のところが、今は…
こんな感じでHastingsの人たちによる、恒例の盗難品紛い品拾得品など色んなものを売る謎な露店(毎日やっています)になっている
Columbia stからMain側へ
上記に書いた、壁が落ちてきている、このちょうど角の広場(pigeon park)だが
1898年ごろ、この角は、palace hotelだった
さて、20世紀中盤あたりから、開発により街の中心がwest sideに移行していき、1970年代あたりに入ると、East Hastingsには、安宿やビアホールなどが増え、ドラッグやアルコールの依存性や娼婦も増えてくる
ちょうど、それの少し前だが1960年頃のfilmがあったので
これには、その頃のHastingsがそのまま記録されている
この頃すでに、west sideに移行しつつある過渡期である
だが、今のHastings からするとビックリするくらい華やかである
Filmの中では、私の好きな看板のOnly seafoods restaurantが、営業しているし
今は…
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