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他者の立場に立って考えられていますか?を学びました。

昨日、父の5回目の逮夜参りだった。毎週土曜日19:00から約1時間半 30分はお経を唱え、その後約20分間は住職のお話。そして、机を囲んで住職と参加者でお菓子を食べながら休憩&交流。参加者と言っても、身内のみで6〜7名である。

先週は「宗教について」、昨日は「自分以外他者の立場に立つとは」だった。

世間一般の天気が良い 天気が悪いとはどういうコトなのか?
天気が良いとは、晴れ。天気が悪いとは、雨。なぜ、晴れは天気が良くて、雨だと天気が悪いのか?一体誰が決めたのか?雨は天気が良くて、晴れは天気が悪い。例えば、何かを育てていて雨がほしい時、雨だと嬉しいとか。日照り続きで晴れより雨だと嬉しいとか。そう考えると、結構人間は、全てが自己中心的な考えだ。欲があってそう思うコトは多々ある。
どれが正解でどれが間違いというのも、結局自分の思い込みが多々ある。それなのに、日々の生活の中で 人間は勝手に自分の基準を世間一般の普通と思い込んでいるコトがある。


例えば、何かをする時自分サイドからの考えはこうだと思っているが、その時に逆サイドのコトを考えているかどうかが重要。自分サイドからは、そのコトが正当だと思っていても、逆サイドから見たときそうではないことがある。それは、人対人もあれば、もの対人 動物対人 植物対人もある。結構人間は、自分の思ったとおりになって欲しいと思っている。そして、思い通りにならなかった時、腹立たしく思ったり。それは、自分のエゴ。
自分以外他者の立場に立って物事を考えられるようになると、怒りの感情もなくなり、全てに愛を持った優しい気持ちになってくる。他者に求めることをしなくなる。それが、重要である。相手の立場に立つことは、大切である。

というお話だった。

その後、コーヒーとケーキで、食べながら。

コロナ禍の話からなぜか、喫煙の話に。

住職曰く、

肺気腫になって、初めて禁煙を決断し実行できた。結構なヘビースモーカーだったが、体に症状があると吸いたいとか言ってられなかったし、止めると決めた時から止める為の苦しみもなく かれこれ4年経っている。時たま、煙を吸いたいとか思うが(笑)。ヒロさんは、まだ吸っているのですか?

ヒロさん

お酒はやめられても、タバコはどうしても無理。試みは、何回かあるけど。

住職曰く

喫煙しなくなって楽になったコトは、外出時、喫煙場所のコトばかり考えて頭グルグルになっていたが、止めると考える必要がない。外出時、色んな楽しみ方が出来るようになった。ヒロさんもやめたらいいのに。

ヒロさん

本数は減らしてきてるけど。(笑)今日は何 さっきはコロナ禍の話だったのに今は、タバコを止める話。話題の繋がりがないのに(笑)写真の義父に見られてる!(笑)

こんな会話を住職と身内でしながら、逮夜お参りしています。家族のあり方が問われる時代になってきました。高度経済成長時、労働するコトを重点的にしてきて 暮らしと家族のコトは合理化し壊してきた時代背景があります。

その結果、一人で生きていけない私達人間は、徐々に心と体がバラバラになってきて 暮らしそのものが心豊かなものではないモノになってしまった。

家族も家族でありながら、仕事中心の忙しさで家族への関わりが煩わしく思えたり、適当な態度になってしまったりと 私も耳が痛い部分ではあるが みなさんもどうでしょうか?

そんな経験があるとしたら、自分の思いとは裏腹に家族は、嫌な思いをしていたり、寂しい思いをしていたりある思います。その時も相手の立場に立って考えられていたら確実に声がけは、

時間がないから早くして!

から

この時間までに済ませて欲しいけど、大丈夫?

となると思う。

この積み重ねがとてもとても大切だと、改めて感じさせてもらった。

この機会を与えてくれた、亡くなった父にも感謝。

#日記 #福地家 #お参り #家族 #立場 #暮らし











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