【映像クリティカルリスニング】 #32 ~マウントレーニア「もしも東京の真ん中に山があったら」篇 15秒~
今回はこちら。
本作は15秒以外にも、90秒があってすごくいいな〜と前々からこれで書こうと思いつつ書けずにいたら、90秒の公開終わってました。
契約の関係ですかね…。
ということで、15秒で書かせていただきます。
まぁ本作で取り上げたいと思ってたところは全体に対しての話なので、15秒でも伝わるかなと思います。
90秒も、どこか見れるところがあったら最高なので、是非見てみてください。
今回は一つを重点的に取り上げたいと思います。
ナレーションです。
菅田将暉さんのナレーションってめちゃくちゃ良いよなぁと前々から「花束みたいな恋をした」を見て思ってましたが、本作のナレーションも最高ですね…。
飾らず自然体でありつつ、30周年という時を振り返るようでも、これからを見つめるようでもあるナレーション。
こんな風に読める人ってそんなポンポンいるもんじゃないなと思います。
また、このナレーションと凄く息ぴったりなミックス、ナレーションの音作り。
本作を見た時、この記事を書く上でまず思ったのが、ナレーションの音作りの丁寧さでした。
この柔らかいナレーションを、ボーカルものの音楽で、かつ、音楽もしっかり出しつつ、ここまで自然に聞きやすく纏めてる、凄く良いミックスだなと思いました。
ナレーションもちゃんと聞こえるけど、ボーカルの歌詞もしっかり聞き取れる。
音楽に対するナレーションの位置、ナレーションに対する音楽の位置、お互いがしっかり相乗効果を発揮できる間がしっかり計算されてるんだろうなと感じます。
だからこそ、ミックスでナレーションも音楽もしっかり出せるし、どちらもしっかり聞ける。
90秒では、同録や効果も乗ってきて、さらにそこが発揮されてるなと感じました。
同録の位置、音楽の位置、ナレーションの位置、全部が最高。
ミックスはオフラインから始まってるなと改めて思います。
90秒の音楽のフェーダーライン、最高です。
過度な演出をするわけではないけど、じわっと泣きそうになる煽り方してます。
90.15秒、どちらも凄く良いCMで大好きです。
YouTubeにメイキングもあったので是非。
ご興味ある方はこちらも
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今回も有難うございました。
ではまた。