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tachiki_kitaoka
【映像クリティカルリスニング】 #29 ~カロリーメイト CM｜「光も影も」篇 120秒~
今回はこちら。
かなり前からこれは書こうと決めてたのでめちゃくちゃ今更感ですが…。
今回も毎度の如く、大塚製薬さんらしい超良作なのは言わずもがなですが、サウンドも凄くこだわりの見える作品です。
本作で個人的に今回描く1番のポイントは、自然体な音作りとミックスバランスの良さです。
飛び道具とかは無いし、特段特別なことをしてるわけでは無いんですが、シンプルに音作り、ミキシングとしてレベルが高いなと思います。(なんか凄く偉そうな言い方ですね…そんなつもりはありません…。)
普段からMAの仕事をする中で、僕自身、いかに音を固めず触りすぎず自然に、それでいて抜けは良く、という音作りやミックスの難しさを常々感じてます。
そう言った中で、本作の音の整えられ方がとても丁寧だなと感じました。
また予測でしか語れませんが、現場での録音がとても素晴らしいんだろうなというのも感じました。
どこまでが同録でどこを効果でレイヤーなどしてるのかを一切感じさせない、全てが現場って鳴ってる音として聞こえるなと。
そこも含め、ミックスや音作りが光っていて、これぞ「神は細部に宿る」ということか、と思いました。
ただ、間違いなく同録の箇所もかなり多いと思ってるので、演者の声だけでなく動きの細かな音、アングルに対しての音の回り込み方など、とてもリアルな世界観を終始音でも表現されていると感じました。
ミックスとしてのバランスもとても良く、凄く良い作品でした。
こんなのやりてぇ〜、仕事ください。笑
以下は、本作に関する記事をまとめておきますので、興味のある方は是非。
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・大塚製薬 公式(スタッフリスト有)
・PR TIMES
・宣伝会議
今回もご拝読有難うございました。
では、また明日。