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【映像クリティカルリスニング】 #21 ~サントリービール ザ・プレミアム・モルツ 「上京エール」第1話~第4話

お久しぶりです。

最近いろいろとバタバタしてまして、かなり間が空いてしまいましたが、無理なく良きペースで、こちらのNoteも再開していきたいと思ってます。
では早速

第21回、今回はこちら

広告ではありますが、ドラマな本作。
音作りも、ベースノイズから衣擦れや細かな動きまで、リアルなサウンドデザイン、音作りがされてるなと感じました。

特に今回注目したいのは、本作のベースノイズ。
最初見た時からすごく印象的でした。
まず、1話のトップカットから思ったのは、ベースノイズのステレオイメージの広さです。
シンプルに広がりのあるベースノイズだとは思いますが、加えてM/S的なバランスのSideの主張が少し多めで、いいワイド感だなと…。

そもそもベースノイズは、モノにもよりますが、なかなか音楽など入ってきた中では、感じさせるのが難しかったりしますが、音楽も歌物かつ、レベルもかなり出してる作品なので、そういう意味でもこのワイド感は効いてるなと感じました。

また、トップカットの風の音が、川口さんのカットで強く吹くのも特徴的でした。
勝手な解釈ですが、山田さんと川口さんの遠距離恋愛に対する温度感の差が強調される気がして、決して目立つわけではないですが、だからこそ効いてる音だなと。

そして第二話から、基本的に遠距離の2人を描いてるわけですが…
2話からの、ふたりの「ベースノイズの差」、このおかげで自然と部屋での会話も遠距離の感じがありますよね。
山田さん側のベースノイズは、静かなルームトーンですが、一方、川口さん側は、ルームトーンに加えて、トラフィックのアンビも乗っかってて、いかにも東京感ありますよね。
川口さんがベランダに出た際も、抜けに車が走ってるので、画とのマッチングもあり、しっかり差が出てるポイントだなと思いました。

「ベースノイズの世界」面白いですね〜。
基本的に、映像の中では目立たない音ですが、だからこそいい役割をしてたり、よりリアルな映像に見える、そんなカッコいいヤツですよ!笑笑

本作の魅力は、まだまだあるんですが、あまり書きすぎると、また続かなくなるので、この辺で…笑
皆さんも良かったところなど、教えていただけると嬉しいです。

気になる方は是非こちら、PR Timesの記事もご覧ください。

では!「また「明日」」って言えるように更新続けます…笑

ご拝読ありがとうございました。

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