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【映像クリティカルリスニング】 #40 ~Rakuten『河村勇輝 NBA 挑戦篇始まる』

お久しぶりです。
またまたかなり更新が滞っておりました…。

今回はこちら

まずは、河村勇輝選手のNBA行き、めちゃくちゃ楽しみですね。

私事ながら、ここ3年くらいお酒を飲みながらのスポーツ鑑賞が趣味になってきて、おじになってきたのを痛感しております…。

バスケも近年、めちゃくちゃいいチームで面白い試合ばかりでしたし、河村選手の大活躍もよく目にしてました。

そんな河村選手のNBA挑戦のスペシャルムービー。

一度見て、虜になる映像でした。

ど頭の黒見から聞こえるバウンド音。

リバーブが大胆に主張してくるサウンドが、冒頭のモノクロの世界観にめちゃくちゃハマっていて最高にカッコイイ音だな…と思いました。
この一音目で、耳が既に虜。

また、バッシュの音とバウンドの音のスピード感のある音が、しっかりカットのリズムやテンポを引き立てているという印象です。

そしてボイスのエフェクト箇所からのサブベース、この扱いがめちゃくちゃ上手いな…と。

ハイスピードのロングカットを無音で攻めるような演出でありつつ、サブベースがスポットライトやステージのハムノイズのようでもあり「何か凄いことが始まる」という感じを印象として受けました。

また、このハイスピードのカットに対しての時間というものも演出しているように感じ、その後の回想の入口としても抜群に効いていると感じました。

17秒、52秒など、フィルムノイズをじわーっと煽って、シャッター音やグリッチ音でバチッと切り替わるメリハリ、音のリズム、本当にこの映像は映像のリズムと音のリズムがお互い駆け引きしてるようで、テンポ感が凄くいい。

見終わって75秒あることに驚いたくらいあっという間に見終わってる。

ナレーションの音作りも凄くバランスよくて丁寧だなという印象。
こういった声質の方の音作りは、個人的に苦手で難しいと思ってるんですが、音の硬さが程よく、輪郭がありつつも、アンビエント音楽などに対して浮かずにしっかり共存してるような感じ。

最後に音楽煽る感じも、「始まるっ!」て感じがより強調されててアガります。

心底、音の効果をしっかり考えられてたデザイン、カットとの親和性の深くもメリハリのあるミキシングだと感じました。

ということで、とにかく最高な映像でした。

これからの河村選手の活躍にも目が離せませんね。(僕はお酒と共に見守ります…)

今回もご拝読有難う御座いました。

では、また次回!

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