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「圧倒的GIVE」の違和感と胡散くささ

1週間ほど前だったかな、Twitterのフォロワーさんからこんなリプをもらいました。

ブログで稼ぐ系の人って「圧倒的なギブ」的な勢いの人が多くてアレだなーと思ってた。

話の前後関係は思いっきり端折りますが、私のツイッターやブログでの発信は他のブロガーと違い「圧倒的GIVEって感じじゃない」とのこと。

こちらのフォロワーさん、ブログのモチベーションが上がった、と言ってくださったので、解釈が間違ってなければ、そこそこ好意的に受け取っていいリプ。

TwitterでブロガーやYoutuber、何をやってるか謎の起業家が好む「圧倒的GIVE」って言葉にまとわりつく違和感や胡散臭さって何なんでしょうね。

。。。なんてことを、考えてみたいと思います。

※「圧倒的ギブ」という言葉を軽くdisってる内容になるので気に障りそうな方は読まないで。

「圧倒的GIVE」は「圧倒的見返り」が前提

よーし!圧倒的GIVEしちゃうぞ~!と心の底から思ってる聖人君主のような人も中にはいるかもしれませんが、そのほとんどは、

「圧倒的見返り」を期待している

が、透けて見える人が多いから「なんかアレだなー」と感じさせてしまうんですよね。

「圧倒的ギブ」だとか「利益は考えてないです」「恩返しをしたいんです」とか言って、情弱集めて自分のコンサルだのセミナーだの有料noteを売り込む、、、、もうSNSでは見慣れた景色と言っていいのではないでしょうか。

モノやサービスを売る為の効果的な戦略の1つなのでしょうけど、SNS上の「GIVE」を胡散臭くさせている原因は、

自分がより多くを得るための詭弁にしか聞こえない

私がひねくれてるのかもしれませんが、なんかね、その手の人たちの発信ってハリボテ感・きれいごと・下心見え見え、みたいな・・・ね。

(※あくまで個人の感想です)

経歴も実績もあやふや、何をやってるのか謎、ツイートも「うーん、、、」な内容の人がが「圧倒的ギブ」なんて言うから、余計に違和感があるんです。

与えられたら返したくなる心理・善意をうまいこと利用してるっていうか。

「ギブ」の前提条件:心の余裕や経済的・時間的余裕

私はたいそう心がせまい人間なので「こんな状況の中、他人のこと構ってられない」が正直な気持ちです。

フリーランスなら死ぬ気で利益とっていけ!じゃなきゃ死ぬ!くらいの気持ちがなければやっていけないと思うんですよね。

TwitterというオープンなSNSでの発信は不特定多数に届きます。そんな場所で「圧倒的ギブします!」なんて言えるってことは、

①よっぽど「Take」が上手い(GIVE以上のTAKEが見込める)
②「他人にGIVEしちゃう俺イケてる」「私ステキ」という自己顕示欲・承認欲求
③お金も時間もあまっている (と見せかけたプレゼント企画詐欺)

、、、といろいろなパターンを勘繰ってしまうんです。

心の余裕や経済的・時間的余裕がある人はいちいち「ギブします」なんて言わずに相手が欲しい情報を惜しげもなくシェアしてくれます。

SNS上の一部の人たちが言う「GIVE」の違和感は、自分で自分の行動を「圧倒的ギブ」って言っちゃってるところ。

思い上がりも甚だしい・・・という印象を受けてしまうのですが、その手の人たちと私の自己評価や自信の熱量が違うのでしょうか?

「圧倒的ギブ」という言葉をやたら目にする背景を推理する

最近、わらわらと「GIVEするからにはTAKEするからな」っぽい胡散臭い「ギブ勢」がタイムラインに大量発生してるのって、(私のタイムラインだけかもですが)

◆売り上げ落ちてるんじゃないの?
◆情弱という名の新規顧客獲得が目的なんじゃないの?
◆売り上げがない自分を正当化してるんじゃないの?

との推理なんですが、あながち間違ってはない、と思っています。

背景には、このご時世がつーんと収益下がってる人がリアルでもネットでもめっちゃ多いから。

私は複数のブログを運営してますが、オーストラリアの森林火災からのコロナパニックで瀕死状態のブログ・カテゴリーが・・・

でもね、フリーランスだったら、がっちがちのリスクマネージメントってぜったい必要なんですよ。1つのジャンル・収益源で勝負してたら非常時に食いっぱぐれることぐらいわかるだろ?って思うんです。

リスクマネージメントの1つとして年収の1年~3年分の「生活防衛資金」がなければ独立は辞めた方がいい、とかなり保守的な考え方を持っています。

本職や大学を軽々しく辞めちゃダメ。

だってさ、自然災害、疫病、Googleのアップデートで、いとも簡単に収入って減るんですよ。

「私にもできるかも♡」みたいな軽い気持ちでフリーランスになるのは危険なんですよね。

貧すれば鈍する、という言葉の通り、経済的な余裕がなくなるとロクなこと考えない、ってのは本当。

最後に

Twitterのフォロワーさんからいただいた質問はわかる範囲でお答えしてますし、今までのブログ運営の中での失敗談やノウハウ的なこともブログやnoteでシェアしていきたいと思っています。

周りの人を助けられればそれでいい。

発信した情報が「GIVE」なのか否かは、受け取る側の判断に委ねるのが正しい姿勢。

だから私は「圧倒的GIVEします!」とは言えないんです。

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