車の運転できる人かっこいい、場合によっては恋に落ちる
私は車の運転ができない。
ペーパードライバー歴はもうすぐ20年。車の運転はもう怖いし、自分には無理なんじゃないか、って思ってる。
だから、運転から離れてる時間が長くなればなるほど「車の運転できる人かっこいい」ってなってしまう。男女問わずね。
思わず恋に落ちそうになるポイントは、車の運転はマルチタスク、なぜ一度に複数の気配りができるのか?ってところ。
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だってさ、運転をこなしながら
・おしゃべりしたり
・エアコンの温度や風向きを調整したり
・雨が降ってきたらワイパーを動かし
・暗くなったらライトをつける、、、などなど
、、、できる気がしない。(そもそも運転してみようとも思えない)
運転だけでもいっぱいいっぱいなのに、その他もろもろのことを同時進行できる人ってまじかよ、と思ってしまう。
自分にはないスキルや知識がある人っていとも簡単に尊敬してしまうでしょ?
私の場合はそれが「車の運転」なんだ。
つまり、世の中の大半のドライバーは「尊敬対象」というね。さらに「かっこいい」「好きかも」に発展するケースも。
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運転手は無意識にやってることなんだろうけど私にとっては「恋に落としてくる運転中の行為」ってあるのね。
普段、運転をしている人は「何言ってんだ?」ってなると思うけど続けるよ?
私だけ一方的に圧倒的好意を持ち、時には「あんた、私を落としにかかってるだろ」と圧倒的勘違いがドライブ中に勃発することがあるの。
たとえば、こんなんよ。
・車線変更とか駐車ができる(上手い必要はない、できるだけですごい)
・迷わず目的地に到着する
・歩行者に対する配慮
・助手席の私に対する配慮
あー、すごいなぁ、この人のこと好きかもだし、この人も私のことが好きに違いない、と。
おめでたい女だな、おい。
極めつけはMT車のギアチェンジ。なにあの異常なセクシーさ。セクシー通り越してエロいわ、あれは。
そんな内に秘めた恋心に追い打ちをかけるのが、運転の時だけかける眼鏡!
いやぁ、眼鏡は反則でしょう。
眼鏡は反則。(大事なことなので2回言いました)
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2001年よりオーストラリアに移住してから今に至るまで公共の交通機関で事足りる街で暮らしてきました。
日本の免許証は一時帰国の際に念のために更新はしていますが、今後もハンドルを握る機会も勇気もないまま過ごしていくのでしょう。
運転ができないことはいっけんデメリット。
でも「うわぁ、やばい、すてき♥」と思える人が世の中にたくさんいる、ってことはメリットなのではないでしょうか。