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中秋節と月餅 in オーストラリア

中秋節は中国をはじめアジア諸国で古くから祝われる伝統的なイベント。

旧暦の8月15日に当たるこの日は満月が最も美しいとされ、家族や友人と一緒に月を愛でながら過ごします。

(※2024年の中秋節は9月17日)

日本で言う「お月見」的なイベントで、月見だんごに相当するお菓子が「月餅」(月餅)です。

オーストラリアでもこの時期になると月餅がたくさん売り出され、プレゼントにいただくことも。


月餅っておいしいの?

中秋節と言えば「月餅(ムーンケーキ)」が欠かせません。

月餅は、月の形を模した丸い形をしており団結や再会を象徴しています。

元々は豊穣を祝う儀式の一環として生まれましたが、現在では中秋節の象徴的なお菓子となり中国をはじめとするアジア圏で愛されてきました。

外側はしっとりとした薄い皮で包まれ、中には甘さ控えめの小豆や蓮の実のペーストがぎっしり詰まっています。

「中身がぎっりしりつまったおまんじゅう」と思っていただければ!

月餅の特徴は甘さと香ばしさのバランスが絶妙で一口ごとに豊かな風味が広がるところ。

塩漬け卵黄が入っているタイプや、ナッツや栗あん、ココナッツなど味の種類も豊富なので、好みの月餅が選べるのも嬉しいポイントです。

オーストラリアの月餅売り場

オーストラリアでも中秋節や月餅を楽しむ文化が定着しており、街中のアジアンスーパーやベーカリーでは月餅が大々的に売り出されます。

チャイナタウンのショッピングモール「Market City」では中秋節が近づくと月餅の特設コーナーが設置されます。

月餅の箱もかわいらしいものから豪華絢爛なものまでさまざまな種類が取り揃えられていますよ。


中華系のベーカリーでは9月限定で月餅を販売します。

シドニー市内ではチャイナタウンど真ん中のEmperor's Gardenがわかりやすいかと。

(住所:75 Dixon St, Haymarket NSW 2000)


アジアンスーパーでも月餅の存在感が増します。

アジア圏からの輸入品だけでなく「Australian Made Mooncake」(オーストラリアで作られた月餅)も山積みになってました。

月餅はいつ、どうやって食べる?

月餅を食べるのに最もふさわしい時期は「中秋節の夜」

満月が美しく輝く夜ですね。

月餅は丸ごと食べるのではなく、通常は4等分か8等分にカットし分け合って食べるのが伝統的な食べ方とされています。

ひとつの月餅を家族や友人とシェアすることで、家族円満・無病息災を導く食べ物として親しまれてきました。

月餅はお茶と一緒にいただくのが定番で、ウーロン茶やジャスミン茶相性抜群!

甘さが引き立つと同時に、さっぱりとした後味も楽しめます。

月餅ビギナーはお試セットからどうぞ

まだ月餅を食べたことがないと、いきなり高価な本格的な商品を購入するのは不安があるかと思います。

中華系のパン屋さんでまずは1つ買ってみる、または通販でいろいろな味が試せるお試しセットから月餅の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

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